☆空想代理日記☆
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2007年03月15日(木) 3月15日(木)

 昨日は、意外にも春のようだった。ぽかぽか陽気にあてられた不逞者、野生猫を捕獲する罠を仕掛けておくか、それともコーヒーにたくさんの砂糖を入れて口から吐きだそうかで悩んだ。

 結果、とある先輩と遊びに行くという斬新な選択をしたのだった。

 なぜ、突然とある先輩と遊ぶことになったのかであるが、

「遊んでくれなければ出会い系に全力で溺れる」

 と、なかば脅迫まがいな電話がかかってきたからだった。

「いま、茶柱がたつまでお茶を淹れ続ける予定でした」

 一度はこうして断ろうと思ったのだが、とある先輩の悲痛な叫びに押されてしまった。

 そのとある先輩とは、2人きりでカラオケボックスへ行くことになった。監禁されているような感覚だった。

 カラオケボックスでのことは、何も唄わないで雑談していた。まず、そこがおかしなところである。こんな無駄遣いをするくらいなら、海外にビックリマンシールを贈るべきだと思った。

 その後のとある先輩は、とどまることを知らなかった。暴走運転を繰り返し、ぶつかりかけたりした。寿命が2日と49時間は縮んだのだった。



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