☆空想代理日記☆
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以前、ちょっとした手違いで2007年の1月と2月の日記が消えてしまった。タネも仕掛けもないようであり、どこに消えたのかは謎なのである。どうせなら地球に役立つエネルギーになっていてくれると不逞者は鼻が高くなるのだった。
前ふりが長くなってしまったのであるが、それは消滅してしまった時の出来事と関係しているからであるのだ。
久々に白い野生猫の『るのあ〜る』と斑の『ぴっける』が寄り添うようにしてやってきた。
おそらくは“ソーセージのおじさん”として認識されている不逞者、期待に添えるようにソーセージを与えた。
野生猫たちは正座して行儀よく喰べることもなく、うやうやしくお礼を述べてくれることもなかった。それから不逞者の部屋のとなりで機織りしてくれ、「決して覗かないでください」などとも言わなかった。
今度あの野生猫たちがやってくる時は、ジャイアントパンダの刺身または流しカンガルーでも用意しておこうと思った。ということで、今夜から動物園に忍び込むための特訓をしようと思ったのだった。
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