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 お婿にいった四+カカのお話
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2018年11月15日(木)
テキーラ・サンライズ 15)


「テンゾウ、返事は?」

 全身の強張りが解け冷え切った体に血が巡るように、温かいものが全身を満たしていく。

「カカシさん……」
「ただいま、テンゾウ」
「……お帰りなさい」
「お帰り、テンゾウ」
「ただいま、カカシさん」

 カカシさんだ。また会えた。良かった。また会えた。
 朝日に向かってガイさんのように雄たけびを上げたい気分だ。今だったら、キラリンと歯を光らせることもできそうだ。

「ところで…うわっ」
 いきなりカカシさんが、ボクの肩先に歯を当てた。
「会いたかったよ、テンゾウ」
 痛みというより、甘噛みのむず痒さが肩先から広がる。それは、ほの甘い旋律となって指先にまで届き、そこからまた根源となっている肩先に戻って行った。
「あの、ボク……夜勤明けなんですが」
「だから、明日は待機でしょ?}
 確かに待機という名の、実質休みだ。
「久しぶりに、いっぱい、しよ」
 
 にっこり笑われて、拒める者がいるか、問いたい。

 どちらかといえば疲労が勝っていたとは思う。肉体的にも精神的にも。
 が、カカシさんも性急に求めるようなことはせず、肩先にかじりついたまま、ボクの股間に手を伸ばした。
 そこは中途半端に興奮し、中途半端に冷静に事態を見ているボクの意識を張り付かせていた。
 やはり、条件反射のように興奮の頂点には達することは、ないのだ。

 が、そんなことはカカシさんも承知のうえ、だろう。

「ほんと、かわいくなくなったよね」
 と言いながら、カカシさんはボクの耳朶をくすぐる。ぞわっと肩からの肌が粟立つ。
「これでも暗部なので。ほんとうにカカシさんなのかどうか、そこを確認しないことには」

 その瞬間だった。

 ボクは胸板をドンと突き放され、のけ反りながらひっくり返った。

 「えっ」と思ったのは一瞬、ボクは反射的にボクを突き放した忍びを捕まえようとしたのだと、わかった。
 が、ひっくり返ったまま、なすすべもなく呆然としていようとは、思わない。

 意識はともかく、身に着いた防御本能が、立ち去ろうとしている忍を認識した。
 
 せっかく会えたと思ったのに、とも思った。
 が、あれが果たして、カカシさん本人だったのかと問い詰められると、自信がない。

 カカシさんらしくもあり、らしくなくもあり。

 だが、最終的にボクは決断した。

 あれは、カカシさんを装った、ほかのだれか、だと。