100%乱気流な日々
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2005年08月10日(水) 母校進入

母校が建替えとのことで、近所の友人を巻き込んで侵入をしてきました。
 
 地元の公立高校なので、同級生が未だに近所に結構住んでいます。

 高校は丁度夏休みです。
 部活の生徒くらいしかきていないだろうということで、易々と、侵入成功。

 個人的に、高校時代は思い入れが凄く強いので、これは是非、壊される前に想い出の校舎を写真にでも収めようと意気込んでいったのですが…


 ………ぼろっちかった。ものすごく。特に内装。

 これは〜建替えられるわ……さすがに。


 特に水飲み場とかひどいんですよ…
 よく飲めたな、ってくらいひどいんですよ。

 確かに、卒業してもう結構経っていますけど。どちらかというと。

 卒業後の数年でここまでひどくなったというよりも、もともとかなりひどかったことに在校時代は気付かなかった(気にしなかった)という事なんでしょう。


 まぁ…いいんですけどね。
 私にとって、本当にいい高校時代でした。
 人生で何度か分岐点があるとするならば、間違いなくそのひとつだ、と思われる3年間。
 人生で何人か運命を決める人と出会うというけれど、きっとその一人なんだろうな、という人とで合ったのもこのぼろっちい校舎のぼろっちい教室でした


 同級生も、仲良かった人も、先輩も、後輩も。
 近くにいる人は今でもいるけれど、はなれてしまった人もたくさんいるけれど。

 あの高校時代を、こんなにひどく大切に思っている人は、もしかしてあまりいなくても。
 私の中で、鮮やかな記憶として残っている人が、高校時代なんかもう全然どうでもよくなってても。

 想い出は私のもので、それは私だけのもので、だから何が変っても何が失われても絶対色褪せないんだ、と思うことがあります。

 ちょっと切ないけどね。


 ちなみに実は大学もやたらいい感じなのですが(笑)
 高校からこっちの人生は、なんかいい感じなのです。


篠田なつめ |MAILHomePage

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