カゼノトオリミチ
もくじ|過去|未来
柿の実つつくヒヨドリが キーイキーイと 鋭く歌えば
曇りの空がますます 重く遠く 広がってゆく 気がします
その足で 立ってるでしょう その羽で 飛んでるでしょう
ヒヨドリはそう言いたげ
今はそう ツライかな
自分を守るための壁は もう どれくらい 出来ましたか
曇りの空は いっそう厚く 雨さえ 降りだした
それでもそれでも それでも だよ
自分の足で 歩くしかない 自分の生き方を するしかない
自分のやり方でしか生きられない
キーイキーイ
ヒヨドリの声は 鋭くて 曇りの空に遠く よく響くね
natu
|