こんな朝は 舟を出そうそおっと ひとりでしばらくしたら 振り返る岸はもう ずいぶん遠いよ舟に寝ころび 雲をみているトリたちが すいすい空を 横切るよああ いいなぁ風が 川面をなでているうん かえりたくない遠くから 雑踏の音が風にのって 聞こえてくるよ人ごみは孤独を知る場所だからこのまま 知らん顔舟にのって 流れてく