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■ 息子の心臓の定期健診
生後一ヶ月目に先天性心臓欠陥の宣告を受けてから、ず〜と新宿のS病院の外来クリニックに通院してきましたが、病院が府中市に移転してから主治医の勧めもあって、府中の方に年に2回定期健診に通ってます。
病院は、味の素スタジアムの直ぐそばです。 スタジアムでサッカーの試合のある夜は、騒がしいだろうなぁ〜って感じ。 サッカーファンだったら、見に行きたくなっちゃうかもね。
我が家から2通り行き方があって、 一つは、バスを乗り継いで行く方法。
もう一つは、バスと電車を利用するの だけど、これだと病院の最寄の駅から 徒歩15分かかっちゃいます。
バスだと、病院の玄関の前まで行って くれるし、うまく行けば、30分ぐら いで行けるのだけど、バスの本数が少 ないので、待ち時間ばかり長くて、 「新宿の方が近かったかも〜」なんて 思っちゃうこともあります。
今日の診察時間の予約は午前11時。 その前にレントゲンと心電図の検査を済ませなくてならないので、10時半頃には着けるといいな。 雨が降っていたし、最初からバスの乗り継ぎで行くつもりで、少し早目に家を出ました。 こういう時に限って、バスの乗り継ぎうまく行くんですよね。 病院には10時前に着いちゃいました。
この病院、受付でも検査室でも診察室でも会計でも「○○さん」とか「○○さま」とか患者を呼び出す声は一切聞こえません。 診察券を受付に出すと、受付の職員の方が「受診票」を持って、患者に今日の予定を説明しにきます。 その後、患者は「受診票」を検査室受け付けに提出(初診者だと職員が案内してくれます)。 ここでも順番がくれば迎えにきてくれます。 検査が終わったら、診察室待合室で、待機していると、看護婦さんが迎えに来るのです。 診察終了後は今日の予定は全て終わった旨が書かれた「受診票」を渡され、会計は機械に受診券を入れると請求金額が表示されます。 お金を支払えば、勿論領収書も機械から出てきます。
で、早く着いちゃったので、検査室前に売店によって、待ち時間の時間つぶしに・・・って思って、クイズの本を買いました。
検査室受付で「受診票」を提出したら、 息子はクイズの本を開く間もなくお迎 えが来たのです。 検査が終わって、時計を見たら、10時 を少し回ったところ。 診察室の前には「ただいまの時間は9 時半〜10時の予約の方の診察中で す」と書かれた札がかかっています。
「一時間は待つことになるね」って言い ながら、二人ともクイズの本をやって ました。 一時間も同じ姿勢で座っていると、股 関節が痛くなってくるだろうなぁ〜。
でも、何と10分足らずで、看護婦さんが「診察室にお入りください」って呼びにきたんです。 慌てて、クイズの本を仕舞って診察室へ。 エコーと血圧測定と診察です。 血圧測定も腕だけでないし、聴診器もアチコチに当てます。 この間が「何か言われないかな。悪くなってないかな。」って、一番ドキドキ。 全てが終わって 「ハイ、今日も変わりはありません」という先生の診断に(*´∇`*;△ 「変わりがない」っていうのは、 「大動脈弁に変形が認められません。」「血液の逆流がありません」「心臓肥大は見られません」っていうことで、「異常がありません」っていうことではないのです。 幼児の頃に約50%近くが自然治癒するのですが、息子の場合、穴は小さくても大動脈弁下型なので、自然治癒はできませんでした。 っていうか、あと数cmずれていたら、即手術という状態でした。 不幸中の幸い? 数cmずれていたおかげで、今まで心臓に関する薬は一切なし、殆ど自覚症状もなし(幼稚園の頃に風邪をこじらせた時に「心臓が痛い」って言い出して不整脈がでた時は焦りましたが)、運動制限もなしで育ってきました。 悪くなることはあっても、よくなる事はない病気ですから、この「今日も変わりがありません」という言葉を聞くと胸を撫で下ろします。
それに、今日はちょっとだけ嬉しいこともありました。 病気が判明してから1歳までは1ヶ月に1度、その後19年間半年に1度の定期健診をしてきましたが、「今度の健診は1年後でいいです」って言われたのです(o^∇^o)
夜、帰宅した夫に「今度の健診は1年後でいいんだって」って喜んで報告したら「今まで違ったっけ?」ですって。 19年間、何見てきたんだぁ〜┏(´o`;)┓
2006年09月01日(金)
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