日々の泡

2011年05月03日(火) 日々のこと

新じゃが
新たまねぎ
たけのこ
今年は泣きたいほどに香りがよく、そしてうまい。
なすの味噌汁 ほのかに初夏のにおい。
きざんだねぎたっぷりの玉子焼きとで朝食。




   ********
世の終わりに初めてわたしたちは決定的なある開眼に至るであろう。
すなわち、人間と国家の命運が時の権力者。為政者のさまざまな活動とか
不可抗力と見える各種の出来事によって築かれ展開しているのではなく
むしろ世間的には無名の人々が静かに沈黙のうちに着実に行っているとりなしの祈りによって形作られてきていることに気付くのである。
--東洋の瞑想とキリスト者の祈り 著者 アントニー・デ・メロ著より

人は知らずに祈って暮らしているのかもしれない。
仕事に集中している時
だれかの無事を願うとき。
市井に暮らしルーティーンで社会を回しているたくさんの無名の人。
祈りのようなその暮らしが地球にとりなしを続けている。


 < 過去  INDEX  未来 >


茉莉夏 [MAIL]