日々の泡

2011年02月06日(日) 乾燥注意報が途絶えた教の曇り空

恩師から電話を貰った。
毎年七夕のように一年に一度食事を詩酒を飲んだ。
それがこの数年お互いのどたばたで機会を逃して会えずにいた。
わたしの身に降りかかったどたばたの一端について先生は言った。
「大変だったね…わかりますよ」
人に受け容れてもらったり理解してもらえることがいかに慰めになるかということは頭の中ではわかっていたけれど、先生の「わかりますよ」の一言でわたしは本当に救われた思いがした。
「頑張れ」も「何か手伝うよ」の言葉もとても在りがたいけれど、しみじみと「わかりますよ」と言ってくれた先生の一言はいつもは頑ななわたしの胸に浸みていった。
そして先生の背景にある様々などたばたもわたしはわかるような気がした。



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茉莉夏 [MAIL]