光が炸裂したような午後白い昼下がりの窓ごくごくと水を飲む白い窓に向かってごくごくと水を飲んだ気が遠くなりそうな感じを呼び起こすように窓に向かって目を細めた陽炎の向こうのバス停おばあちゃんが立っている巾着の手提げ袋おばあちゃんはいつもあれだねあの袋ばかりその隣の女の子はきっと あたしだねごぼうみたいに細くて不機嫌に立ってる気の遠くなりそうな暑さの昼下がりあのふたりはいったいいつから バスを待ってるんだろう…