はぐれ雲日記
DiaryINDEXpastwill


2005年07月21日(木)

先先月は左京区の法然院へ桂都丸の落語会へよる。ここのお寺では毎年都丸さんの会が行
われていて、わたしもできるだけ毎年足を運んでいる。晴れの日に京都で落語会があると
楽である。弟夫婦が去年までいたので。自転車で直接行けるから。逆に雨の日だと電車、
バスで中途半端なところにあるから難儀。この法然院も中途半端な位置。バスで乗継ぎで
いくと1時間はかかるが自転車だとその半分。
蹴上〜南禅寺から哲学の道をブラリ。散策で観光客、カップルが多い。途中で風景を写生
をする
お年寄りも見かける。
法然院の境内に入ると、京都独特のお寺さんの雰囲気に。周りは重い緑に押され、風で刷
れる葉の音がザワザワと。本当にこんな場所でバカ笑いを発していいのか、と毎年思うが
。木戸銭を払って本坊へ。両サイドには庭園があって、獅子落としの音が響き渡る。11月

紅葉シーズンが待ち遠しい。
都丸さんは、「口入屋」と「百人坊主」を披露。「口入屋」は8月の連続落語会でトチっ
た部分があって、そのリベンジを期待。そして女中が肩書きで次々と流儀を言っていくの
だが自分自身にプレッシャーがあったのか、かなり慎重に進めていった感じ。どうにかト
チらずに済んだが、もう少しスラスラと言って欲しかった。あと高座が高くて腰を浮かす
と欄間の蔭となって、
ハシゴを上るシーン、神棚に灯を上げるシーンでは、下半身しか映らなくなる。「百人坊
主」は場所柄上、バチが当りそうなネタであったが、咄事体滑稽なもので笑えた。
え〜と関西の方は妾馬(東大赤門)を見たがりますね。それと噺塚ですね。戦時中に女郎
さんや郭の噺がご法度とされて艶っぽいものは葬られた。
熊っ八さんは行ったことがあるでしょうが。
わたしは友人に言われて初めて知ったよ。
たぶん・・・最初に言ったかにゃ?
「片棒」が大好きでふ。
ほんじゃ。


鈍角 |MAIL

My追加