しゅんの幼い頃からの夢はバスの運転士さん。
小学校の卒業文集にも書いてました。 中学生になると、少ないお小遣いの中から、路線バスに乗りに行ってたし、 その当時は、市営バスが走っていたのですが、 バスの発着所に行って、バスを眺めたり・・・ そんな幼年期を過ごしてました。
高校に入ってからは、その夢はさらに強くなり、 しゅんの通っていたのは、進学を目指すクラスだったのですが、 高校1年の時の進路希望には、大学名を書かずに、就職って書いて提出して、 担任の先生に、職員室に呼び出されて、 どうして進学じゃないのかを説明した記憶があります。
だから、成績が悪いから、進学出来ない・・・って思われたくなく、 しゅんの在籍していた科では、廊下に成績順が貼り出されてました。 だから、どうしても上位に名前を残したくて、 その当時は、自分で言うのもあれですが・・・(^_^;) 勉強を頑張ってました。朝の課外も真面目に取り組んでたし・・・
でも、はやり大学への憧れは正直ありました。 まわりの友達からは、「大学に行ってもバスの運転士にはなれるじゃん」 って言われていたのですが・・・
親にも苦労はかけたくなかったし、
そんな時の高校2生の11月に潰瘍性大腸炎と診断を受けて、 即入院。
その時は、まさかこんな病気とは知らず、すぐ元気になって学校生活に戻れる・・・ って思ってたのに、 腹痛に怯えながらの授業。 30分かけての通学。 この時に、「あーもうバスの運転士は無理かもしれない・・・。」 って思い始め、高校卒業してすぐ2度目の入院。 みんなは、大学に進学して、新しい生活を始めているのに、 しゅんだけ病院のベットの上で、何しているんだろう? って悲観的になって・・・。
それから2ヶ月後の5月の晴れた日に退院したのですが、 それから翌年の3月までずーと家で引きこもってました。 最初は自宅療養でしたが、それがずるずるといって、ニート状態に・・・
今、思うのですが・・・ この時って、人生の中でもったいない過ごし方をしたんじゃないかな? って思う事があって、 この時に、もっと勉強をしていればよかった。。。 大学の通信教育を受けていればよかった。。。
って。。。
今日、仕事休みで、何気に本屋で、大学の通信教育の本を見て、 その事を思い出したのですね。
ただ、それだけなんですが・・・(^_^;)
実際に25歳の時に、大型2種免許を取って、 有難い事に27歳の時に念願かなって、バス会社に採用していただいたのですが・・・ 大腸クンとの戦いで、しゅんは敗れ、結局は退職と言う道を選んだのです。
それから、確かステロイドが8錠になり、 今思うと、精神状態も不安定で・・・ 自分を責めてました。この病気を憎んでました。
潰瘍性大腸炎のバカヤロー!!って・・・(~_~;)
なんであの時、もう少し頑張る事が出来なかったのか? 生きている意味がわからなくなって・・・ このまま楽になりたい・・・って。。。
でも、家族には迷惑をかけたくない・・・
そんな精神状態がずーっと続いてて、 その時に出会ったのが、福岡でバスの運転士をされておられる方のブログでした。 その人の名は、カミチィさんです。
カミチィさんのブログを読んでいると、 カミチィさんも頑張っておられるから、自分も頑張らなくては! って元気をもらう事が出来たし、生きる勇気も、 それに、同期で入社した仲間の事も思い出して・・・
ブログを読んでいるだけなのに、 カミチィさんから、しゅんは元気をいっぱいいっぱい貰いました。 カミチィさんの運転するバスに、カミチィさんにお願いして、 実際に、乗車させて頂いた事もありました。 その事を、カミチィさんは記事にして下さり、 しゅんは、それを印刷して、今でもファイルにとじてあります。
ツライ事があった時は、そのファイルを開き、 今でも、元気をもらってます。
で、しゅんもカミチィさんみたいに、何か出来ないものか? って思い始め、それがキッカケで、この日記を書き始めたのでした。 始めた当初は、こんなUC患者の日常だなんて、誰が読んでくれるのだろう? って思いながら、毎日更新してきましたが、 今では、多くの方が読んで下さり、 メールやコメントもたくさん頂いて、嬉しい限りです。 ここまで、この日記が大きくなるとは正直思っていませんでした。
つい先日も、海外に住んでおられる方からもメールを頂いて、 ビックリしています。
それだけ患者さんも増えているという事なんでしょうか?(T_T) 患者さん本人にとってみたら、つらい現実を受け止めるのに、 時間がかかるかもしれませんが・・・
ほら!こんなしゅんでも、こんな風になんとか生活していますので、 大丈夫ですよ!!\(^o^)/
こういうヤツもいるんだぁ〜って思って、笑って、読んでくれたら、 しゅんも満足です。
と・・・言う訳で、これからも『しゅんの潰瘍性大腸炎日記』を、 宜しくお願いしまーす。\(^o^)/
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