朝から北海道のおみやげで起こされる。
いや、宅急便のお兄さんなんだけど。
相方に出てもらい、サインをさせて受け取る。
おみやげを振り分けて、ひとごこちついたら、ゴハンを食べて買い物に出かける。
明日、相方の友達グループが主催するパーティーがあるので、そのゲームに関する小道具を買いに。
近所の100均でチューブ入りわさびを5本買う相方。
「・・・ねぇ、そんなに何に使うの?」
「ゲームだよ。マグロのお寿司に入れるの」
「5本とも?」
「うん。だから、当たった人は悲惨だねぇ」
「つーか、そんなくだらんゲーム、よく今時やろうと思ったね」
「・・・うるさい。死ね」
などと、なごやかな会話を交わしつつ、近所の中型スーパーへ。
私の部屋のあちこちに放置されてる本を収納する棚を見に。
ちょうどいいのを見つけ、晩御飯の買い物も済ませて帰宅。
おっきなステーキとサラダの夕飯を終えて、超ご機嫌で本棚を組み立てる。 いや、組み立てるのは相方ですが。私は超ご機嫌で歌ったり踊ったりして、相方の作業を邪魔する。
そこへ、一本のメールが。
明日のパーティーの為の準備が、別の段階で滞ってるらしい。 なんでも、その準備担当のヤツのパソコンが調子悪いらしく、うちの相方に泣きついてきた。
「・・・ごめん、ちょっと行ってくる」
「なんで?」
「ごめんな、すぐ帰ってくるから」
何度も何度も謝りながらも、彼は友達の元へ。
今晩は一緒にDVDを借りに行く予定だったのに。
また、潰された。
基本的に、私は相方の友達グループがあまり好きではない。 いや、個人的にはとてもいい子たちで、他人の気持ちを尊重できる、素晴らしい子たちだと思う。 ただそれが、団体になると調子に乗るというか、ハメを外しすぎるというか・・・。グループ全員で20人くらいいるらしい。
その人数でもわかるように、なんていうか、若いんだよね。言動が。
私と相方は5歳の年齢差があるから、余計そう感じるんだろうけど。
夜遅く、相方はそーっと帰ってきた。当然起きてるけど口きかない私。
「ごめんね」
「うん」
でも、機嫌は直らない。知るか。
怒ったまま就寝。
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