2009年02月03日(火) |
息切れしそうな借入金返済 |
昨日、僕宛に一通の葉書が届きました。表に親展と書かれた葉書は差出人が某金融公庫。案内が内側に書いてあり、紙と紙の間をはがして開封するタイプのものでした。中身を確認すると、そこには“融資金額残高等についてのご案内”というタイトルと昨年末時点の実際の融資資金額と融資残高が書いてあったのです。
融資残高を見て、思わずため息をついた歯医者そうさん。実際の金額をここに書くことはできませんが、完全に返済するにはまだまだ年月がかかる現実を改めてしりました。 この後、嫁さんにもこの葉書を見せたのですが、嫁さん曰く
「結婚前は歯医者って儲かる仕事だとばかり思っていたけど、実際は全然そうではないのね。一見すると派手に金を稼いでいるようだけど、内実はそうじゃないね。入ってきたお金のほとんどが経費や借入金の返済にまわるのだから。開業医は大変よ。」
設備投資というもの、一度投資を行えばそれで終わりかと言うとそうではありません。定期的な管理が必須ですし、時間が経過すれば新規に設備を替えることも必要です。 歯医者も同じです。毎日、患者さんの診療に使用している器具、器械は基本的に消耗品です。日頃、管理を行っていても、どこかでガタが来る時があるもの。思い切った設備投資が必要な時期があるものです。
うちの歯科医院では数年前からある装置と診療台をリニューアルしたのですが、これらを購入する資金を自前では持っていませんでした。そのため、某金融機関から借入したのですが、その返済が続いているのです。まだ何とか返済し続けているだけましかもしれませんが、長期間にわたっての返済というのは、何だか息切れしそうな感覚に襲われます。かと言って、遊んでいては借金は減りません。 本来仕事は、患者さんの健康を守る崇高な使命のもと、行わなければいけないもののはずですが、現実は厳しい経営状態がどうしても脳裏にちらつきます。
さあ、今日も働かないといけません。頑張りましょう
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