2008年08月12日(火) |
我が”コピー機使用”闘争 |
昨日の昼休みの時間帯、僕はある書類をコピーするために近所のショッピングモールに出かけました。このショッピングモールの一角に置いてあるコピー機を利用するためです。
コピー機は世の中に数え切れないほどありますが、コピー機のメーカーによって微妙な印字の差があります。使用頻度やメインテナンス、使用する紙の状態によっても影響されるかもしれませんが、印字された文字が精巧で印刷所で印刷したような出来栄えのようなものがあると思えば、印字が悪く、フォントによっては文字が潰れてしまうようなコピーの代物もあります。
僕が近所のショッピングモールのコピー機を利用するのは、印字の出来栄えが非常に良いからで、大切な書類のコピーが必要な場合、必ずと言っていいほど利用します。 このコピー機の出来栄えは知っている人は知っているようで、かなり多くの人が使っているようです。僕が利用しようとすると、かなりの確率で先客がいます。こればかりは仕方のないことだとは思いますが、問題はコピー機を利用する人のマナーです。
多くの部数をコピーすれば、当然ながらコピー機を利用する時間も増えます。自分一人だけで利用するなら問題はありませんが、公共の場所に設置してあるコピー機の場合、不特定多数の人が利用するもの。しかも、同時に利用するとなると、場合によってはお互いが気を遣い合う必要があると思うのです。僕などは、コピー部数が多い場合、待っている人がいるとすると、待っている人に声をかけ、先にコピーしてもらうようなこともしています。これが公共の物を使用するマナーだと思うからです。
ところが、世の中には自分勝手な人がいるのは事実で、昨日は、ちょっと気分を害してしまいました。
僕がコピー機の前に行くと、既に先客がおりました。先客は高齢の男性で、何かの本をコピーしておられました。僕が待っていると、この男性が僕の姿に気がついたようで、声を掛けてきたのです。 「わしは後1時間くらいコピーするから、あんた、先に買物して時間を潰しといてな。」
僕は思わず感情的になってしまいました。1時間も公共のコピー機を利用する厚かましさ。なおかつ、僕に対し買物を先にしろ!と指図する大胆さ。
“あんたに買物を指示される筋合いは無い!” と言いたかったのですが、そこは僕も大人。別の表現で言ってしまいました。
「僕は5部コピーするだけなんですけどね。申し訳ないですけど、今直ぐにコピーさせてもらえませんかねえ?」
この高齢の男性、僕の方をジロリとみました。明らかに“何を言っているんだ!”と言いたいばかりの視線でしたが、僕も負けていません。“早く代わらないとどうなってもいいんだな?”視線で対抗。ほとんどケンカごしでした。 この視線対決、間も無く決着がつきました。高齢男性が一言
「それやったら、あんた直ぐにコピーしてや、直ぐにやで。」
半ば強引に高齢男性が使用していたコピー機を利用した感は否定できませんが、遠慮していればいつまで経ってもコピーすることができなかった状況でした。早々にコピー機を利用し、礼を言って、その場を後にした歯医者そうさんでした。
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