歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2008年03月21日(金) 携帯電話に縛られたくない

昨日、インターネットでニュースを見ていると、このようなニュースがありました。
某ゲーム会社が全国16200人を対象に調査した結果、
『お風呂で携帯電話を使ったことがありますか?』の質問に対し、全体の41.2%が「使ったことがある」と回答したそうなのです。

僕はこの結果に驚きました。なぜなら、僕は風呂に携帯電話を持ち込んだり、実際に風呂で携帯電話を使用したことが一度もなかったからです。

最近、仕事の上で、それから仕事以外の面でも連絡先を伝え合う際、携帯電話の電話番号や携帯電話メールアドレスを交換することが多くなってきました。医療機関に来院する患者さんの中にも自らの連絡先に自宅や仕事先の固定電話の電話番号を記入するよりも自ら持っている携帯電話の番号を記入する人も目立ってきました。もはや携帯電話は日常生活においてなくてはならない物の一つになってきた感があります。

かくいう僕も携帯電話を持ち歩いている一人ではあるのですが、地元歯科医師会の同僚からは、よく
「そうさんの携帯電話に電話をかけても通じないことが多い」
と言われます。
僕は、自宅を離れ、どこかへ出かけている時には必ず携帯電話を持っていますが、自宅や自宅の隣の診療所にいる時、僕は携帯電話を携帯していません。自分の部屋の充電器にセットしているのが常です。しかも、携帯電話は常にマナーモードにしていますから、携帯電話が鳴っていてもわからない時が多いのです。

地元歯科医師会の同僚の多くは常に携帯電話を携帯しているようで、いつ何時電話をかけても出る人がいるくらいです。僕もそうすればいいのでしょうが、自宅や診療所にいる時には携帯電話を持ち歩きたくないのです。

確かに携帯電話を持っていれば通話エリア内にいる限りはいつでも連絡できる気軽さがあります。けれども、僕はその気軽さが非常にうっとおしく感じるのです。何だか携帯電話に常に見張られているような、縛られているような気がしてなりません。かといって何か急な連絡があれば常に連絡を取れるようにしておかなければいけないとは思うのですが、自宅や診療所にはちゃんと固定電話があります。友人や知人、地元歯科医師会関係の先生にはちゃんと自宅や診療所の固定電話番号を教えていますので、そちらへ電話をかけてくれればいいことなのです。何も家の中や診療所まで常に携帯電話を持ち運ぶ必要はない。

中には、家族の誰にも知られたくないことを連絡をしたい人もいることでしょう。そういった人は家の中でも携帯電話を常に持ち運ぶ必要があるでしょうが、僕はそういった必要性を感じません。特に、何か家族に知られてはまずいような連絡先も思い当たりませんので、はっきりいって、家の中での僕の携帯電話は無防備です。それでいいと思います。
それよりも、常に携帯電話を持ち運ぶストレスから解放されたい。少なくとも家や診療所で仕事をしている時には携帯電話から自由になりたいのです。
こんな僕はおかしいでしょうか?時代遅れかも知れませんね。


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