歯医者さんの一服
歯医者さんの一服日記

2007年03月31日(土) 僕らの結婚記念日

今日は3月31日。3月最後の日であると共に年度末でもあります。
僕にとっては、というよりも嫁さんと僕にとっては決して忘れてはいけない日でもあります。それは結婚記念日。よく結婚記念日を忘れてしまう男性が多い話を聞きますが、僕たち夫婦の結婚記念日はあまりにもわかりやすい日なので、いつも年度末がくると、僕は思い出してしまいます。

思い起こせば、今から12年前の9月、嫁さんと僕はお見合いで初めて出会い、二度目の出会いで僕がプロポーズし、11月に結納、そして、3月31日に結婚式。
今から思えばかなりのスピードで結婚に至ったものだと思います。出会って半年で結婚だったわけですから。どうしてそんなに結婚を急いだのかと言われると、未だによくわかっていません。ただ言える事は、嫁さんが某中学校の音楽の教師であり、11年前の年度末である3月31日が日曜日だということが関係していたと思います。嫁さんとしては、年度末で寿退職したかった希望があり、それに合わせるようなところが僕にもあったとは思います。

当時の僕はまだ某病院の研修医でした。研修医であり、薄給だった僕とよく結婚してくれたものだなあと思うのですが、そのことを嫁さんに訊くと

「将来稼いでくれると思っていたわけだね、ハッハッハ・・・。」
開いた口が塞がりません。

それはともかくとして、結婚してから11年間はあっという間だったように思います。
思い起こせば、いろいろありました。
研修医時代は、朝早くから夜遅くまでの病院生活。休みの日も病院へ出勤ということも多々ありました。新婚早々、いろいろと夫婦水入らずで過ごしたかった時期であったはずなのにそれができなかったのです。申し訳ないことをしたと後悔しています。

研修医を終えてから、僕は某病院へ出向したのですが、その時も嫁さんが一緒に来てくれたことは心強いものでした。そのせいかどうかわかりませんが、某病院に出向中、上のチビが無事誕生したのです。

某病院から今の自宅に戻ってからは、僕の両親との生活が始まりましたが、やはりありました、嫁姑問題。結婚を決める前、僕は長男なので両親と同居しなければならないことを伝え、嫁さんもそのことを受け入れ、結婚してくれたのですが、それでもお袋とはいろいろと問題があるものです。この嫁姑問題は今も現在進行形ではあるのですが、何とか同居をし続けてくれているのは、有難いことだと感じる今日この頃。

それができるのも一つは子供の存在かもしれません。上のチビに続き、今から6年前には下のチビが誕生。思えば、結婚してから最初の5年間、嫁さんは赤ん坊の世話をし続けていました。子育てを経験された方ならよくわかると思いますが、子育ての生活リズムは自分中心ではできません。赤ん坊の生活リズムに合わせないとだめなわけですが、これがなかなか大変。夜もまともに寝ることができない日が続いていたはず。二人目の子育ては一人目に比べ楽だといわれていましたが、実のところ、うちの場合、二人目の子育ても大変だったように思えてなりません。
そんな子育ても今では上の子が小学校3年生、下のチビが幼稚園の年長。違った意味での子育ての悩みが出てきますが、

子育てもしながら、時にはけんかもしながら過ごしてきたこの11年間。今日ぐらい我々夫婦は当時のことを思い起こしながらゆっくりと過ごしたいものですが、そうできるのは夜のひと時ぐらいでしょうか?二人で結婚記念日を静かに祝いたいものです。


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