My life as a cat DiaryINDEX|past|will
たいした熱もないのに、すごくしんどい風邪がひいて、やっとお腹を空かして迎えた朝。よしパンケーキでも焼こうじゃないの!ふわふわのやつね。ロクちゃんも大抵の子供のように口溶けのいい甘くて柔らかいものが好き。なのに、彼の朝食といえば、納豆ごはん(米には雑穀が混ざってて、豆はちょっと固めに炊かれてる)、フルーツグラノーラ(フルーツの甘みだけに豆乳やアーモンドミルクが注がれる)、パンにコンフィチュール(歯ごたえ満点カンパーニュ)。こんなのを歯が生えかけの頃から文句ひとつ言わず頑張って食べてくれてたのだもの、考えてみたらなんて親孝行なんだろう。今日は雪の口溶けのパンケーキよ。いや、何よりも自分が病み上がりで雪の口溶けを欲してたというまた親の都合だが。リュカとロクちゃんがスタンバイしたテーブルの上にはバター、チョコレートスプレッド、苺のコンフィチュール、蜂蜜。焼き上がりホカホカを一枚ずつ皿に乗せてあげる。ひとくち口に入れるなり、ロクちゃんの目がキラキラと輝いた。最近はもう自分の好みで、これがいいとか、もっと食べたいと意思表示するようになった。
Michelina
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