My life as a cat
My life as a cat
DiaryINDEXpastwill


2020年04月13日(月) 欧米ミニマリストとスムージー

欧米のミニマリストと自称する人々の生活を紹介した動画を沢山観たのだが、必ず出てくるのはスムージー。欧米ってダイエットでもなんでも、健康と繋がるキーワードは必ずスムージーに行き着くんだ。朝は大きなボトルにスムージーをたっぷり。豆乳、野菜、果実がいっぱい入ってて、とろりとしてて美味しそうだけど、朝スムージーとか無理だな。冷たいもん。ヨーグルトや果物だって嫌なんだ。欧米の朝食でクロワッサンとカフェが来て、そこまではいいんだけど、それにオレンジジュースも来たりするのはよくわからな。どのタイミングでオレンジジュース飲むの?クロワッサンとは絶対合わないし、カフェと果物一緒じゃ歯にシミができちゃう。欧米人に聞いてみたけど、誰もちゃんとした答えをくれない。みんな"なんとなく"でこのオレンジジュースをやり過ごしてるのか。それで午後ならスムージーがいいかって言われたら、それもあんまり。甘い飲み物がそもそも苦手。スムージーなんて夏の強烈に暑い日に、スイカや桃をジューサーにかけるくらい、それ以外飲んだことない。この欧米ミニマリストの夕飯もあんまり火を使った料理はしないのね。オーブン料理はオールドファッションなのかもね。しかし、スムージーが健康でエコフレンドリーか言われたら、そうでもない気がする。アヴォカドは南米から、トロピカルフルーツは赤道近くの国からの輸入だろうし。その土地でその季節に生る旬のものを食すのがいちばん体にも環境にも優しいと思うのだけど。ともあれ、ファストフードばかり口にして、肥満で体調悪くて、働けなくて、政府の補助金もらうもそれは薬代に食いつぶされて、だから低予算でお腹を満たせるファストフードしか食べられなくてっていう悪循環にはまるよりずっといい。大事なのは完璧になることじゃない、意識を向けることなんだろう。

今日は豆じゃがにした。20年くらい前、知人が肉の代わりに生姜と大豆を入れた肉じゃが風を作ってくれて、それが美味しくて、春になると新にんじん、新じゃが、新玉ねぎで作ってる。イタリアのヴェルジニアカーサで手作りされてるカルチョーフィの器に盛り付けて。散歩の途中摘んだ藤の花もフランス人がするようにべニエにして食べた。味も食感もなくて、美味しいものじゃない。春の訪れを食卓の上で感じることが醍醐味なんだろう。

外出禁止も1ヶ月になって、すっかりこのリズムが出来上がってきて、この世間の静けさが心地よいような気すらしてきたのだが、今夜マクロン大統領がまた今後の話をするらしい。

「無駄に長い演説。"これは戦争だ"って何回同じこと言うの」

とか言われてるけど、わたしは安倍総理のほうが心配。マスク2枚よりもうちょっといい策はなかったのか。


Michelina |MAIL