My life as a cat
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2019年12月01日(日) 冬の朝、体に熱をくれるもの

起きがけにフライパンの上にビアレッティのコーヒーメーカー(IHなせいか、小さすぎるせいか、こうしないと使えない)、陶器に入れた水、パンを一切れ置き、加熱する。陶器に入れた水が人肌に温まったら、クロちゃんの口の前まで持って行く。こうするとよく水を飲んでくれる。たったスプーン3杯程度の水を3分くらいかけて飲んでいる。もう要らない、と顔を背けられたら、自分のカフェの時間。メールなどをチェックしながらこれまたスプーン3杯程度のエスプレッソを一切れのパンを齧りながら30分くらいかけておなかに入れる。寒くてベッドから出るのが辛くて、やっと抜け出て熱いシャワーを浴びたら、今度はシャワーから出るのが辛い。それでも冬の朝、愛猫とのんびり水やらカフェをすする時間が愛おしい。

町に設置されたコンポストに生ごみを捨てに行く。蓋を開けると、沢山の鼠が生活を営んでいる。たまに子供が鼠を見るために蓋を開けて覗き込んでたりする。食料を求めて必死に冬を生き延びようとする小さな生命。小さいのになんてたくましいのだろう。

凍えるような冬の朝、小さな生の営みに、大きな力をもらう。


Michelina |MAIL