My life as a cat
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2019年01月13日(日) べべの服

「余った毛糸があるから」

と近所に住む編み物名人のマダムが日本の姪っ子に作ってくれた服。編み物といったら真っすぐ編むだけのマフラーとかニットキャップを子供の時に作って以来というわたしには感激の完成度の高さ。編み目は機械でやったみたいに均一だし、細部までとても丁寧にきれいに作りこまれている。子供は瞬く間に大きくなってしまう。ほんの1年前わたしが日本を発つ時、寝たまま泣きわめいていただけのべべは、この正月スカイプ越しに投げキッスなどくれるまでになっていた。こんな可愛い服をプレゼントしてもらっても、着られるのはほんのワンシーズン。なんとも贅沢なものなんだな。あぁしかしこんな服を着せてもらって、食べてお昼寝してるべべになりたい。でもどうやっても無理だから、目指すはこんな服をさらりと作ってしまえる素敵なマダム。インスパイアされて、さっそくニースへでて毛糸を買ってきた。まずは、手慣らしにまっすぐのマフラーを編む。ひとめかのこ編みというぼこぼこと暖かそうなボリュームのでる編み方に挑戦。ひとつひとつ覚えていこう。幸いこの町には手芸好きのマダムに出会うのは難しくないから躓いたら教わることもできそうだ。


Michelina |MAIL