My life as a cat DiaryINDEX|past|will
日本でも人気のイギリスの料理研究家レイチェル・クー(Rachel Khoo)のレシピに挑戦した。"Little French Kitchen"というフランス全土からの郷土料理が、綿菓子を連想させるようなレイチェル風にアレンジされた料理本のプロヴァンス・セクションにあるレシピ。玉ねぎとガーリックとタイムを炒めたいわゆるピサラディエの具をボトムに敷き詰めて、その上に極薄にスライスしたズッキーニ、ナス、トマトを重ねて置き、オリーブオイルと塩をかけてオーブンでグリルするだけ。お味はシンプルそのもの。簡単なのに見栄えがよくて、冷めて味が落ち着いたくらいのほうが美味しいので、持ち寄りパーティーなんかにいいかもしれない。それにしてもこの一皿はプロヴァンスの風土をよく物語っているかのようだ。この季節にズッキーニ、ナス、トマトが売ってないお店など見たことがないというくらい日常に定着している野菜。ズッキーニやトマトなんかはこの乾燥した気候ではぽんぽんと簡単に生るのだろう、日本よりもずっと安価に手に入る。暖かくなってからバスケットにいつもトマトを山盛り置いてある。よく熟れて皮がはじけそうな感じになった頃を見計らって食べる。そしてまた食べた分だけ補充する。
Michelina
|MAIL
|