DiaryINDEX|
past|
will
2017年10月01日(日) |
イタリアとの国境の町 |
イタリアとの国境にほど近いマントン(Menton)という町へ行った。海沿いのアパルトマンはセカンドハウスとして購入している人が多いらしくて、もっとセレブ臭がぷんぷんするところなのかと思ったら、食べられないような出来損ないの野菜とか小学生でも嫌がるだろうセンスの悪いパジャマなど売るマーケットがあったり、€3の切り売りのピッツァの売店があったりで、普通に生活の匂いがするところだった。
海沿いを歩いていたら蚤の市があったので隅々まで見て歩く。イタリア語とフランス語の飛び交う市場では両国の年季の入った食器など沢山あって見ているだけで楽しい。
帰りにバスポートの前にあるパティスリーで大好物のブラック・フォレストを見つけた。"Forêt-noire(フォレノア)"だって。 酒に浸けたチェリーの入ったココアスポンジとクリームのシンプルなドイツのケーキ。オーストラリアでよく買って食べていたのだが、日本ではなかなかお目にかからなかった。一つ買って帰った。
家で食べて感激。こんな洗練されたブラック・フォレストは初めてだ。こんなシンプルなケーキもフランスの職人の手にかかるとこんな風になるのか。生チョコの層があって、チェリーを浸けた酒もなんだか高級な香りがした。