My life as a cat
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2013年08月29日(木) フランス人男性観察記

やっと初デートしてきた。パーティーで会ったのは1ヶ月半前で、わたしの旅行やらあちらの海外出張が重なって、メル友と化していたけど、やっと実現した。わたしの中のフランス人男性のイメージを全く壊さない意志の激しいところのある人ではあるけど、出会ってから毎日夜な夜なメールを交換したのだし、旅行中ヨーロッパからラゲッジを盗まれたとメールしたら、誰よりも心配してくれたしで、やっぱり一度はゆっくり二人で会ってみたかった。はじめは8月の終わりの週末という約束だったのだが、急きょフランスに戻ることになってしまったからと、平日の夜は忙しいというわたしのために、わざわざ会いに来てくれたのだった。激しくて面食らうことも多いが、こういう律儀なところが愛らしい。

デートはすごく楽しかった。お互いにカルチャーショックが大きくて、フランス人が大好きな″討論″がはずんだ。まぁ、まずもって、あちらはフランスが世界の中心だと思っていて、″フランス人的感覚を持っている人″を″国際感覚がある人″と呼ぶのだ。とんでもない間違いである。そして、好きと嫌いを両極端にあからさまに表現しなければ、真のコミュニケーションを得られないと思っている。初めてデートした日本人女性は美しくて、頭もよかったが、常にNeutral(中立的)で、それが退屈で、結局彼女のことを何も理解できずに終わったのだそうだ。あまり親しくない人との会話ではNeutralでいることこそが、大人の、しかも国際的なコミュニケーションではなかろうか、とわたしは思うのだが。そしてセックスは何よりも重要で、それなしに男女関係は成り立たないと思っているらしい。英語でも″Make Love″と呼ぶくらいで、欧米ではやっぱりセックスは愛を作り出すのに重要不可欠ということなんだね。ただし、軽々しいとか、手が早いとかいうわけではないと思う。彼いわく、フランス人の″デート″の定義にはセックスも含まれるが、アメリカ人と違うところはExclusive(独占的)ということらしい。同時期に何人もとデートを重ねたりはしないのだそうだ。

次のデートの約束もしてしまったのだが、何せあちらの仕事の予定はあてにならないので、実現するのかどうか。。。でももっと色々覗いてみたいねぇ、フランス人の生態。

以上、夏休みの子供の昆虫観察記ならぬ、夏休みの大人のフランス人男性観察記でした(笑)。


Michelina |MAIL