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物の序でに上野公園を散歩。パッと目を惹くこの木は寒緋桜というんだそうだ。韓国冷麺(美味しかった〜)も食べて上野を満喫しました。
"Excuse me"
と背後から声がするので振り返ると黒髪でコバルトブルーの綺麗な目をした青年が立っていた。道を聞くので外国で迷うのは心細かろうと詳しく詳しく親切に教えてあげた。そのうち彼がスペインから来た交換留学生だとかなんちゃらと聞き、しかし段々本当は道に迷ってなどいないのではないかと思いはじめた。日本人の友達が欲しいだけなのではないか。もっと悪く考えれば日本人の女の子は簡単なので味をしめたのか。しかし、いずれにせよ、こんな下手に計算したアプローチの仕方をするなんて全く日本人的。ラテンの血も廃るわね。
すごいタイミングだが、今読んでいるのはスリランカ人留学生(今では大学の講師まで務めてる!頑張ったわね。)の書いた日本滞在記。留学生も国際交流もWelcom、しかし就職、永住はお断り。どこの国でも同じようなものだろうけれど、日本ほどシステムの閉鎖的なところはないかもしれない。盲目な欧米崇拝主義もダークスキンの彼などは困難を極めたようだ。日本を愛しているからこそ、この国の問題点をしっかり見据えた意見には共感するばかりだった。
(写真:おじいちゃんはストレッチ中)