My life as a cat
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2007年09月14日(金) カレーパン

ランチは毎日昆布と炒りゴマの自家製おにぎり一つと、駅前のフランス語の名前のついた垢抜けないパン屋の何の変哲もないカレーパンと決まっている。この量がおなかにちょうどいい。程よく満足だけれど居眠りせずに午後の仕事ができるから、もう毎日これだ。今日は理由は知らないが100円セールなどと言って安く買えた。しかし、これが落とし穴だった。肉のエキスなどが入っているだろうことは薄々わかるが、舌に触るような肉の塊やひき肉が入ってはいなかったからそれでよしとしていたのに、今日は舌に変な感触があった。恐る恐るもう一度噛んでみるとそれが豚肉だということがわかった。もう解ってしまうと気持ちが悪く噛まずにゴクリと呑み込んだ。けっこうショックだった。

キャンベラに中国人がやっている小さな日本食屋があってその入り口が売店になっていて手作りの軽食を売っていた。その品揃えは外国人の目で捉えた「日本食」でなんとも愛嬌があった。卵とマヨネーズのサンドイッチにカレーパン、カツサンド、クリームパフェなど。カレーパンを食べたかったけど、古い油を使ってるんじゃなかろうかなどと疑って結局一度も食べなかった。

帰国してカレーパンを見るたびにそれを思い出してついつい買う。おととい渋谷のスペイン坂の"人間関係"で食べたインドカレーパンは辛めで美味しかった。雨降りで寒かったせいもあるのか、「絶対温めたほうが美味しいですよ〜」と店員が言うのでそうしてもらったら本当だった。駅を降りるだけで頭痛に見舞われてしまう渋谷まで行ってそれが唯一の救いだった。


Michelina |MAIL