My life as a cat
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2007年08月15日(水) 買い手はないが豊作!?

しまい忘れたとか出し忘れたとかと駆けずり回って母が作っていた梅干しが、なんとか無事食卓に乗った。「田舎の人みたいに塩が吹くほど辛くしない」のがウリなようで得意気に何度も同じことを聞かされる。思い当たる節があって受けた内視鏡を使った大腸癌検診では「至って健康」との太鼓判を押されて晴々帰ってきたもの、検診日までの不安が効いてしまったのだろう、近頃食事の味付けがぐんと薄くなった。以前から懇願していた化学出汁の使用もやめた。決して料理好きでない母なりの頑張りが見えて、まだまだ長生きするつもりでいるのだろうと安心する。

お盆中は母が忙しいので、残された3人は各自どこかで食料を調達してきて勝手気ままに食べる。みんな食の好みが違うからこれが自然なのか、それとも単に全員B型だからなのか。長距離バスでたまたま隣り合わせた者同士のように「ひとつどうですか?」「あら、まぁ、いただきます」のような雰囲気で結束が弱い。酒飲みの父はどこかでもらったお菓子などは全く興味を示さず持って帰ってくる。本来ならばこれで可愛い孫の気でも引こうものだろうが、行き遅れたわたしと妹は今だに無邪気にそれを貪って、ぶくぶくと育ち続けている。



Michelina |MAIL