新地キャンベラではまだマーティンは家がなくてミケはシェルターに預けられたままなのだけれど、この2人、とても可笑しい。あちらに着いてからこの2週間の間にマーティンは3度もタクシーに乗ってミケに面会しに行っているのだ。ミケも喉をゴロゴロと鳴らしてでてくるようだ。まるで囚人ならぬ囚猫のよう。そして今日はめでたいことに新しい家が決まった。ミケのお庭もわたしの為のワイドなキッチンもちゃんとある。また早速マーティンはタクシーに乗ってミケへ報告しにシェルターに向かった。もうすぐ出所だ、がんばれミケ。