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2005年07月01日(金) |
パースの会 in Tokyo |
忙しかった1週間の締めくくりはパースの飲み仲間で同時期に帰国して大手のドイツ資本の会社で働き始めたばかりのアイちゃんと帰国したばかりで求職中のユキちゃんと再会。新しい会社で表面的にはうまくいっているようでも本当は少し孤独だったわたしは、定時に切り上げて足早にエレベーターを降りてそこに「自由人」という出で立ちのユキちゃんを見つけたら、子供の頃、具合が悪い日に学校まで迎えに来た母親を見つけたときのように安堵して一揆に力が抜けた。
歩いて銀座に繰り出して居酒屋に入った。会わなかった3ヶ月分の話をしていると仕事を終えたアイちゃんが到着。が、居酒屋は混んでいて2時間で追い出されてしまったのでカフェに移動。わたしと同じように日本社会に戻ったアイちゃんがそこで感じていることというのがピッタリわたしが感じていたことと同じだった。物事をストレートに表現することは周囲を驚かせたり好まれなかったりそういうところはとても窮屈だとわたしも思っていた。欧米だって大人は人に対するネガティブなことをあまりストレートには表現しない。でも日本では物事に対するただの「事実」さえも述べると嫌がられることはある。「裸の王様」を見て「王様は裸だ」と見えたままに表現するような人間にはなかなかやりにくい社会だと思っていた。そして日本人男性に対する見解も(これは最近すごく思ったことがあるので後でゆっくり書きたい)。
ちょっとほろ酔いで3人で歩く道がJames.StでもWilliam St.でもなく銀座の路地で空気が湿気を含んでいるのが不思議な感じがした。アボリジニに襲撃される心配もしなくていい。計画している将来がみんな別の地にあるわたし達なのでいつでもこんな風にして会えるわけではないけれど、今日は心底リラックスしてとても楽しい時間を過ごすことが出来た。