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2003年09月06日(土) |
スカンジナビア×日本交流 |
Mihoさんが婚約者のフレッドさんとの新居に招待してくださった。総勢11人でお茶会ということになったのだけれど、「よく集まったなぁ」と普通では考えられないくらい日本人女性と北欧のパートナー達が勢ぞろい。Mihoさんとスウェーデン人のフレッドさん、Kaoringoさんとノルウェー人のイエンツさん、Shizuさんとフィンランドと日本の血をひくMikiさん、Wakbunさんとノルウェー人のQPさんそしてわたしとドイツ人のマーティン。そしてそしてノルウェー人の彼がいるというNaoeさんは遠距離恋愛ということで一人での参加だった。あぁこうやって説明してるだけでも混乱。ということでスカンジナビア×日本交流会ということにする(Mは違うけど)。このメンバーの半数近くがベジタリアンということで安心して参加できた。行く前にMにそんな話を説明してから出かけた。M以外の男性達は日本在住で日本で働いているということでMは「どうやったら日本で職を見つけられるか」を聞くつもりだったようだ。
駅で待ち合わせてぞろぞろとMihoさん宅に向かった。う〜ん、異様な雰囲気。Mihoさん宅は手作り製品がちょこちょことあって白いカーテンがかかっていて二人の新居と聞いていたせいか真新しい生活がはじまったばかりの新鮮な空気が流れているように感じた。座って会話が始まってすぐにMの声がすごく大きく感じた。パースの人は日本人と比べると声が大きいのだ。わたしもパースに行ったばかりの時は大きな声で喋らないと届かないことにとても疲れてしまったが最近は自然と声が大きくなったようなのだ。自分の声もすごく大きいのかもしれないと思ったらなんだか恥ずかしくなった。でもそんなことを気にしていたのも束の間で自然と会話にも入れた。Mihoさんとフレッドさんが次々に食べ物を運んできてくれる。手作りのリンゴとクランブルのお菓子、ポテトグラタン、生野菜とディップ、チーズ、サングリア、Kaoringoさんのノルウェイ土産のサーディンなど。ワインを頂きながらご馳走になった。わたしとMは離れて座っていたのだけれど、Mの方をふとみるとすごくよく喋っている様子。Mはけっこう人見知りが激しいし、子供のようでのらないと全くしゃべらなかったりするのだ。そのMがすごい勢いで喋ってる、話題はやっぱりアレしかないなぁと踏んだ。(後で聞いてやはりEUの話をしてたと知った) 途中から女性と男性にきれいに別れてしまい、男性は政治関係の話、女性は結納の儀式や海外に住む日本人の輪、海外の珍味な食べ物などについてしゃべった。3時に集合したのにふと気づいたら9時。またまたぞろぞろと駅へ歩いた。
帰りの電車の中でMに「仕事のこと聞いた?」と聞いてみると「うん。難しいって」とがっかりしている様子。「日本の会社にアプライするのはやめたほうがいいって」と言っていた。確かに日本語が流暢にできなければそれは辛いかも。やっぱりMは京都で人力車かな?(←なにせ自転車好きジャーマンですから、本人すごくやりたがっていた) でもMは今日の会を楽しめたようで「パースに来ることがあったら寄ってってみんなに言ってね。ワイン一杯でも、、、、」と言っていた。わたしはMihoさんとフレッドさんが時々フランス語で会話するのを聞いてなんだか日本人の口から発せられるフランス語の音というのがとても神秘的に感じてそのことにまだ胸がそわそわしていた。
ふとMに「それにしても11人中5人がベジタリアンっていうのも滅多に無いよね」と言うと「え?そうなの?そっか〜。だから食卓にお肉がなかったんだね。今解かったぞ」と言っていた。来る前に散々言ったのに。やっぱり人の話全然聞いてなかった、、。