My life as a cat DiaryINDEX|past|will
マーティンと喧嘩した。新しい部屋を見に行こうと約束していたから早起きして支度したのに本人は眠たかったようであっさり行かないと言われたので少し頭にきていた。その他にも些細なことが積み重なって爆発。一人でシティまで飛び出してしまった。そしてずっと本を読みふけっていた。カフェは空いていたけれど土曜日の繁華街は賑わっていてこれから夕飯を食べに行く人達が楽しそうに窓の外を通りすぎていく。カフェをでても冷たい風がピープー吹いていて「あぁ日本に帰れば暖かいだろうな」と考えた。他に行くあてもなく3時間後くらいにあきらめて家に戻ったが、誰とも喋りたくないので部屋にこもっていた。するとマーティンがわたしの部屋をノックした。返事もせず無視していたら遠慮がちにドアを開けて「君のために夕飯作ったの。」と言ってハッシュドポテトのようなものを差し出す。「要らない」と言おうと思ったが、彼が料理をすることなんて滅多にないから食べてみることにした。美味しい。「まぁまぁかな」と言ったら「良かったー!さっきヨーロッパまで電話してママに作り方聞いたんだよ」と言う。ディナーなんて言うんで他にも何か作ったのかと思ったらハッシュドポテトだけだった。いっつもこんなことで許してもらおうとするんだ。そしてご機嫌取りはするけれど、反省はしない。当人はわたしが「まぁまぁ」だと言ったのが嬉しかったのか「フライドカリフラワーも食べたい?」と言ってさっさとマーケットに材料を買いに行ってしまった。溜息をつきながらキッチンにコーヒーを入れに行くとなんと皿洗いしてある。これも彼が滅多にしないお仕事のうちの一つ。今回は本当に反省したんだろうか???
Michelina
|MAIL
|