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2003年06月24日(火) |
名前入りのカレンダー |
マーティンに「スロヴァキアらへんで一番多い名前は?」と聞いたことからこんな話を教えてくれた。
あの辺りの国(チェコ、オーストリア、ドイツ、スイスなど)のカレンダーには全ての日365日分に名前が入ってるのだそうだ。例えば「7月1日の名前はトーマス」「7月2日の名前はミッチェル」みたいな感じで。で、たいていの親はカレンダーの中から自分の子供の名前を選ぶ。すると子供は自分の誕生日プラス更にそのカレンダーの自分の名前の日にプレゼントをもらったりして一年に二度祝ってもらえる。ゆえに子供が産まれた日の日付の名前をそのままつけてしまったりすると子供は「わたしは一回しか祝ってもらえない」なんて嘆くのだそうだ。これが大人になると自分の名前の日に酒を飲んで飲酒運転する人が多いことから特にたくさんいる名前、例えば「ジョセフの日」にはポリスがたくさん検問にでて沢山のジョセフ君達を捕まえるそう。
ってことはあの辺りの人の名前はだいたい男女合わせて365通りしかないのだろうか。
そしてわたしが日本人を名前によって若い人かお年寄りかを大体識別できると話すと彼にはなかなか理解してもらえなかった。例えば「とき」とか「はつ」「たん」「きくじろう」という名前からはお年寄りを想像し「ともこ」とか「なおこ」「みほ」「けんじ」とかは20歳くらいから40歳くらい。「ことり」「さくら」「えま」なんていう名前だと20歳以下を想像してだいたい間違いないというような。