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2003年06月07日(土) |
Rabbit Proof Fence |
アボリジニ少女の実話を描いた"Rabbit Proof Fence"(邦題"裸足の1500マイル)を鑑賞。1930年代の西オーストラリアで、白人が原住民アボリジニに対して行った白人同化政策によって親から引き裂かれた白人とアボリジニの混血の子供のお話。ストーリーは混血の姉妹とその母親が狩をして平和に暮らしているところに白人がやってきてこの姉妹と母親を引き離し、姉妹を収容所に入れてしまうところから始まる。
この映画ではアボリジニがいかに自然を良く知りつくしているかということもよく描かれている。自然と融合し平和に暮らしていた彼らが何故白人と同化しなければならなかったんだろう。とても高慢。むしろ彼らの暮らしの中に学ぶべきところは沢山ある。現在この話の主人公の元となった姉妹も南オーストラリアのほうで平和に暮らしているようだ。実話なだけにハッピーエンドで良かった。
邦題「裸足の、、、」となっているけれど、現在もパースでは裸足で生活してる人が多い。アボリジニだけじゃなくて白人も裸足でスーパーマーケットで普通に買い物している。健康的で憧れるけれどわたしには出来ない。足寒いしね。