初日 最新 目次 MAIL


向日葵のように
ひまわり
MAIL

My追加

2007年08月04日(土)
存在

仕事柄「彼氏居るの?」っていう質問はしょっちゅう。
居る子も嘘で「いないですよー」って返してると思うけど。

あたしの場合マジですから。
話の流れ上だろうけど
「なんでいないの?」って聞かれる。
あたしの答えはそのときの気分次第で、
「なんでですかねー?」とか
「いい男がいないからですね」とか言ってみたりするけど。

心の中では考えてるんだ。

正直、今の生活の足枷になるなら
特定の彼氏はいらないと思う。
学生だし、バイトも夜だし、
派遣のお仕事も沢山あるし。
女友達や妹分との付き合いは楽しいし、あたし自身必要としてるし。
ひとりの時間もとても好き。


けど…
好きな人は欲しいよ。

それだけでいい。


あたし矛盾してるんだよね。
好きな人は欲しい。
だけど元彼以上には好きになりたくない。
だけど元彼以上に好きにならないと、その人のこと好きって思えない。


恋をするのは、
結構気合が要る。
頭のてっぺんから足の指先まで
徹底的に女の子になる。
落ち度は許されない。
でもそうやって女の子してる自分は好き。


あたしのことを好きって言ってくれた年下君は、
あたしの心を掻き乱して
あたしの前から消えてしまいました。

結構ね、へこんでるんだよ。
あなたは気付いてないかもしれないけど。

建前で固めたあたしの気持ち。
それを聞いて離れていったんだよね。
悪いのはあたし。
だけど、せめて一度でいいから
本音であなたとぶつかってみたかった。


仕事に出れば少なからず、
彼と話す機会はある。
ホントに必要最低限だけど。

困るな…。
忘れられないじゃない。


あたしがもっと成績のいい立場に居たら、
もっと仕事の話も出来るのかな。

だったらもっと頑張ろうかな。
今までも常に全力で頑張ってたけど、
もうちょっと視野を広げる努力をしながら
一から始めるつもりで、頑張ってみようかな。


なんだ、あたし。
結局女の子してるじゃん。

彼があたしを見てくれる日は、
一生来ないってわかってる。

あたし、彼に言ったんだ。
「あたしを踏み台にしていけばいいじゃない」って。
お姉さんぶったあたしの建前。

あたしがそれをしようとしてるんだ。
あなたの存在だけでいい。
あたしの活力にさせて。


一番最後でいい。
あたしがあなたに本当の気持ちを話すのは。
あたしがあのお店を離れるとき。
メールでいいから、
正直に言わせてね。

せめて最後は、
自己満足で終わらせて。



本当は言ってしまいたくなる。
「好きな人もいないの?」ってお客さんに聞かれたとき、
大抵彼はあたしの近くにいる。

「いますよ」って。
かろうじてあなたに届くかもしれない声で。

「好きかどうかわからないけど、すごく気になる存在なんです」