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2008年12月13日(土) グァンタナモ米軍基地と拷問



NINオフィの記事関連なんですが....
グァンタナモ米軍基地ってご存知でしょうか。
NINやクィーンからセサミストリートのテーマまで
拷問に使われてたのが判明したそうです。
(詳しくは下の概要をどうぞ)

音楽で人を拷問して殺すくらい国が狂ってたからアル中の人間まで
ブッシュ批判やイヤーゼロみたいな内容歌わなきゃならなかった証明か。




過去、NINはブロークンの映画で拷問、処刑を扱ったり、バイオレンス、人肉ミンチマシーン
半裸で手錠やら自殺までいろいろ『不道徳』とされるものでアプローチしていました。
だけど架空と現実は大きく違います。
『よいこはまねをしないでね』といちいち断らなきゃならないのは
大人の受け手まで架空と現実との判断能力がない、と幼稚園児扱いする事。
(実際アメリカのテレビは暴力など規制が厳しい。善悪について判断する機会を奪ってない?)
これじゃ普通なら政治を口にしない人間も言うしかなくなってたわけで。

架空と現実のボーダーラインをきっちり引く事が出来ないほど
思考能力を奪われるように仕向けられてたのがブッシュ政権だった。
だからネコを電子レンジに入れるなとかアホみたいなマニュアルがでてくるんですね。

皮肉でのアプローチすら理解出来ず現実に国レベルで持ち込まれるなんて
使われたミュージシャン達はどんだけヘコんでるだろ。
セサミストリートまでって......(ーー;

映画『ノスタルジア』のワンシーンを思い出しました。
狂人が焼身自殺を図る前に演説をするんですが

『狂人が恥を知れと叫ばねばならないとはなんという世界だ!』

というような内容だった。

アル中だったトレントも同時多発テロ見て
酒飲んでる場合じゃねえ、って目が覚めたんだろうな。
自分みたいな人間までブッシュについて叫ばざるを得ない、と言ってたし。
そんな人までもが、拷問の道具にされるくらい狂ってる国...



不道徳な物が、架空でアプローチされる場合、心ある創作者であれば必ず
反対から問いかける皮肉のアプローチであったり、現実に持ち込ませない堤防として作ります。

日本でも犯罪者がメディアのせいにしてるの見ますがあれは
「私は架空と現実の区別がつかないくらい幼稚です」と
言ってるようなもんでは?

マケインはかつて拷問された軍人なので激怒してるだろうな。
この人が大統領でも良かったかも。


なんてクソったれな世界になっちゃってるんでしょうね。
日本はアメリカで起こった事が遅れて起こるので要警戒。



ウィキより引用
グァンタナモ米軍基地概要

1898年の米西戦争で米軍が占領し、米国の援助でスペインから独立したキューバ新政府は1903年2月23日、
グァンタナモ基地の永久租借を認めた。
主権はキューバにあり、米国は租借料として金貨2,000枚(今日の価格で約4,000ドル)を支払ってきた。
しかしキューバ革命によって成立したフィデル・カストロ政権は米国の基地租借を非合法と非難しており、
租借料は1度受け取った以外は受け取りを拒否している。
アメリカ・キューバ双方が基地周辺を地雷原としていた(アメリカ側は1996年に撤去)。
周囲が地雷原で脱走が不可能な上、マスメディアにも実態が見えない海外基地、
更にはキューバ国内でもアメリカ国内でもなく軍法のみが適用される治外法権区域ということで、
20世紀後半からキューバやハイチの難民を不法入国者として収容した。
2002年のアフガニスタン戦争以来、アルカーイダやタリバンなどイスラム過激派のテロリスト容疑者が収容された。

2003年のイラク戦争以来、収容者は増加しており、パキスタン系イギリス人やイラク系カナダ人(両者釈放済み)、
イギリス人、オーストラリア人もテロ容疑者または関係者として収容されているが、
これらの容疑者はテロリストと見なされれば裁判にかけられる事もなく逮捕・長期拘留されるようであり、
“犯罪者”と“捕虜”の処遇を使い分けるアメリカ連邦政府の都合で無期限に拘留されるので問題となっていた
(捕虜であればジュネーヴ条約を適用する義務があるが犯罪者にその必要はなく、また当地はアメリカではないので
合衆国憲法の権利章典に定める被疑者の権利も保障されない)。


米軍としては容疑者の処罰より、テロ組織壊滅のための情報収集(自白・密告誘導など)を目的として拘留を行っている。
2004年11月、米軍は同基地収容者に対して心理的、時に物理的な強制を加えており、
拷問に等しいとする赤十字国際委員会の報告書がリーク、2006年5月にはアムネスティ・インターナショナルからも
「世界の人権状況に関する年次報告書」によって、“対テロ戦争を口実にした収容所での人権侵害”の告発がなされた。
キューバ政府は同基地の返還を求めており、世界的にも閉鎖を求める声が高まりつつある。

2007年1月、収監され拷問を受けた末に無関係と判明し釈放された、パキスタン系イギリス人青年3人の体験を素材にした映画
『グアンタナモ、僕達が見た真実』が公開された。

2007年6月、多方面からの批判を受けてブッシュ政権は収容所を閉鎖する方針であるとAP通信は伝えた。
収容されている囚人は、アフガニスタンや国内の基地に代替施設を作り移送する見通しであるという。
収容所の閉鎖にはそれまで、チェイニー副大統領とゴンザレス司法長官、ラムズフェルド前国防長官らが強く反対してきた。
だが、後任のゲーツ国防長官は閉鎖に傾いているとの報道が出ていた。



                                   


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