あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


半同棲以下。
2009年07月05日(日)

今の状態。主に生活。

夏の暑さに負けた華が、あたしの家に入り浸ってる。
昼間はあたしのいない間、同居のフェレットのために、
いつもエアコンを入れているあたしの家で、寝てる。

キッチンも変わった。華の好みにカスタマイズされていて、
無精のあたしを叱るように綺麗になってる。
冷蔵庫の中身も、一人の時よりも、ぎっしりとしてきた。

二階の遊ばせている部屋には、華の蔵書が積まれている。
パソコンにも、華のお気に入りフォルダができた。



着実に、あたしのエリアに侵入してきた。
どうなるんだろう。

同棲どころか、半同棲にもならない。
それでも、家のあちこちで息づき始めた、他人の気配が、
あたしを喜ばせたり、困惑させたりする。



わがままなイキモノである、このあたしは、
すっかり寛いで甘えてしまっている、今。
あれが食べたいとか、あれが飲みたいとか。
そんな子供みたいなやり方で、華の生活を受け入れようとしている。





でも。
この先、どうなるのか。
これが、華にとっての、進歩なのか。逃げなのか。
まだ答えは出てない。



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