あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


お久しぶりなのかな。
2006年08月30日(水)

全削除してから半月。
とりあえず、話はまとまったというか、落ち着いた。
結局はもとの状態に戻ったのだけれど。



今でも、ふとした瞬間に思い出す。
「お前らの関係が世間に認められると思うなよ」
そう、言われた言葉。
その瞬間、何も返せなかった。

あたし、認められたいと思ってるのかな。
違う、と言いたい自分がいるのに、声が出ないの。

苦しい。

仕事中、食事中、朝起きた時、眠る前。
ふと、それらを思い出す。

苦しいんだ。



地元に帰ると言いかけたあたしを引き止めたあなた。

男に急かされるようにして、母親に電話をして、全てを暴露したあたし。

もしもの時には、迷惑が掛かるかもしれないから。
全て、話してしまった。
勘当してもいいよ、と言ったあたしに、
そんなこと出来ないと言いながらも、認められないと呟かれた。



うっかり帰省した日には、二度と戻れなくなりそうな雰囲気。
勘当されたと思って、家に帰ることは諦めた。

こうしてあたしは、一つずつ、捨てていく。









華と、あたし。
女同士の恋愛と、不倫の恋という、悪夢。

昨日行った嵐山の景色のように、潔い色をしていられたらいいのに。

上手くいかない。







ねぇ、華。
あたしたちが出会って、もう一年が経ったね。
あの夏は、本当に正しかったのかな。

ときどき、悲しくなるんだよ。





↑コメント変わります↑


そうすれば、何も悲しくはないのだけれど。
歓びは一つもないのだと、考えてまた、悲しくなった。



あたしたちは、何処へ行けばいいんだろう。



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