日記っぽいモノ。
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私には、統合した後の今も、 まだ、性的に変な所が残っている。
統合前には、記憶が繋がってなかったから、それぞれに、 「自分とは違う人格だし、そういう事があっても仕方ない」で済ませて来たけど、 統合した今、そういった部分はうまく整理しきれないままだけど、仕方ないでは済まない。
例えば、 ある人格だった時、 私はカジュアルセックスという自傷行為をしていた。 主人格の恋人、主人格の友達、バイト先の人、偶々行き会った人...etc. 異性なら、見境無く、関係を持ってしまう事が多かった。
ある人格だった時、 私にとって男性は恐怖の対象で、男性に女性として見られると、 女性らしさの象徴になり得る場所への自傷行為をしていた。 気になる部分に傷を付けたり、食事を抜いてガリガリに痩せたりした。
ある人格だった時、 私は男性人格だったり、同性愛の気があったりしたので、 女性と性的な関係を持った事もあるけど、 私は虐待者側の人格であったり、そういった側からしか学んで無かったりだったから、 結局相手を傷付けて、自分をも傷付けてる事になってたんだけど、 それを自覚していても止められなかった。
これは一部分だけれど、 これだけでも、十分異常だと思っている。
今、過去に上の方で書いた様な自傷行為によって、 その場を凌いで来たのと似たような場面に出会った時、 私は異常だと自覚しながらそれをしようとしたり、してしまう事がある。
特に危ないのは、フラッシュバックを起こした後で、 誰も止める人がいないと、フラフラとどこかに出掛けて行きそうになる。 それをしようとすると、 “その行為がフラッシュバックの引き金になっていた人格だった部分”が反応して、 性的な問題に関するフラッシュバック連鎖状態に陥って、 一段落すると、また出掛けようとしたり、自身を傷付けようとしたり…。 終わりが見えないようで、行動している自分自身、とても不安になる。
統合直前は、そういう事があっても、 中から誰かが声をかけて、無理矢理止めさせたり、交代したりして、 その場は納める事が出来ていたけど、統合した今、私は一人だ。 今の所、外へ出て行こうとしている自分に気付く事は出来て、 何とか出て行かないようにする事は出来ているけど、 正直な所、それだけがやっと。
そういった自傷行為の代わりになる、 自分を傷付けない方法を学習するべきだという事はわかっているけど、 そこに行き着くまでの行動すら、落ち着いている時には怖くて出来ない。 統合して記憶が繋がって以来、外出する時にスカートを履く事も出来ていない。 露出度の高い服は勿論、身体に添うデザインや可愛い色柄の物もダメで、 化粧も出来ないし、美容院にも行かれないし…。
取り敢えずは、 スカートを履いて外出しても平気でいられるようになる事が目標。 気持ちの問題も勿論だけど、脚が無事だって事も含めて。
2004年03月08日(月) 初めまして(汐美) 2003年03月08日(土) お通夜(悠宇)
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