みんなで しあわせになろうね ^^ 2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています
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2007年04月18日(水) |
他人や下界に愛情が注げません 4 |
【相談者】
いつも素敵なお返事をありがとうございます。(^^)
> 悩まない人って、自分が悩まないものだから、物凄く失礼な人が多くて
そうかもしれない…(笑)特に恵まれすぎた人で、その異常っぷりに自分で気づいて社会と折り合いをつけなきゃって気づかない人って、もう目もあてられない。
あ。なら悩んでいる自分でいいのかもしれませんね。 恥知らずになるくらいなら、悩みすぎのネクラの方がマシだと私は思いますもん。
> 人は経験したことしか、本当の意味で理解できず
いつも描く時には、今まで私は無意識に「闇」を描いてました。 (一時、アンソロジーとかに掲載されていた頃、ギャグだったのですが、編集部から「絵はかわいらしいのに、ネタがものすごくブラック」と言われてました。私はその意味がよくわかりませんでした)
本来、それをコントロールして「闇を出すべき時に闇を出し、明るいものを際だたせる」のであれば、闇があってもよかったのに、私は全く「自己満足」で闇を書いてしまった。 全く、作家志望にはあるまじき行為です。恥ずかしい。
逆に、私は「普通の学生生活」が描ける人がうらやましいです。それは、私にはかけないですから。
> 何て正常な精神の持ち主なんだろうって〜
えーと。私は自分が正常だと思ったことは一度もなくて 「私は異常だから、他人に拒否されるんだ」 とずーっと思っていたので、そういわれたのは初めてです。。
なんで「私が無意識に思ったままに描いた文章」から今までの私を傍で見ていたわけでもない第三者の夏海さんが私の気持ちを読み解けるんだろう?って不思議な感覚です。 (私はいまだに自分が何を考えているのか、本当は何がしたいのか、よくわかっていません。。)
> 彼的にはオイシク
SとMの関係みたいですよね。お互い傷つけあってるんだけど、需要がカッチリはまってるから、離れられない、みたいな。むしろその傷が快感を呼び起こす、ような(笑
> 私が今話していることは〜
いえ、菜摘さんのお話、結構しっくりきてます。 「そうそうそうなんですよ」みたいな。(笑 自分で自分の気持ちを診断できないから、似たような体験をした人がどういう気持ちをたどってきたのか、読んでみて、まあ一部「私自身の性格」による違いはあるにしろ、大まかな点で「そうそう、こんな気持ち。似てるな」って納得できます。
> 自分が経験したことを人に伝えるって〜
自分の考えをまとめる練習をするために、もっとも苦手な「自分の考えをまとめる」ために作品を書く…か。 いいかもしれませんね。それ。
今までは文章で吐き出していたのを、漫画で吐き出させてみるとか。
あー。そういえば私「普通の人が書く漫画」を意識しすぎたのかもしれません。ライバルは「まさしく漫画の王道」のような作品が書けるのですが
私もそれを求めてしまってたんですよ。でも、描けるわけがない(笑) でも、槇村さとるさんのように「混乱した自分、ネクラなキャラ」そんな漫画の存在もアリなんだ。って知ったら 「自分の気持ちを漫画に昇華するのは、悪事ではない」って少し許された気持ちです。
それまで私「漫画は明るく楽しくなくてはならない」「メジャー誌に乗るような、冒険ものとか恋愛ものじゃないといけない」「性格が前向きで明るくて、誰からも愛されるような主人公じゃないといけない」
…って考えてたから「明るい人の気持ちなんて、主人公クラスの人間に落としてなんて書けるかバカヤロー私はネクラな人格なんだから、明るい人がどういう考え方してるかなんて知るわけないだろ」って思って
「なら、私は漫画がかけないんだ」って落ち込んでいたところもありました。
なーんだ。ネクラでもいいんだ。 ムリヤリ明るくしなくてよかったんですね。 まあ、暗いキャラを描いたらどのみち明るいキャラも必要になりますけど。暗いキャラを描いたら、それに必要な人格も分かってくると思いますし…
うーん…
あ、そうそう!バイトが決まりましたよ! 今度のバイトは打ち合わせも会話もほとんど必要なくて、PCでパチパチやってればいいし、部屋も静からしいので、集中できそうな「お金を得る手段としての仕事」としては自分に向いたバイトだと思います。
これ、がんばりながら、もう一度漫画とか描いてみようかなあ…
> 槇村さとるさんのこと 今日、槇村さとるさんの「イマジン・ノート」を買って読んでいました。
これです。これです。問題。 あまりにもこの人と状況が似通っていて、しかも自尊心が低下したのも、きっかけが同じ。
今まで、自分が「見ないように、もう大人なんだから、割り切って、解決したつもりにしておこう」って処理しちゃったのを、結局深層意識じゃ整理しきれてなくて、 多分それでいまだに仕事が続かなかったり、外界に愛情をもてないままでいるんです。 近々、先生の診察を受けることになりますし、この辺りのことも話してみますね。
いい本を教えてくださってありがとうございました!!m(_ _)m
○○さんへ
あ〜。○○さんとそっくりです。自分を押さえ込んでいたら、いつの間にか言いたいことも言えず、他人からの評価や見た目ばかり気にするようになって、気がついたら「私は何がしたいんだろう」ってバラバラになっている自分に気づきました。
しかも弱かったですからね。頭も悪いし。 (つい最近まで「面接日に遅刻しないですむには、普通の到着時間+1時間前に着いて、まず会社の場所を確認してから、近くの喫茶店で時間をつぶせば、絶対遅刻することはない」と知りました^^;)
> 注がれているのにも関わらず気づいていない
そうですね。私もそうです。気づいていないのか、気づいてるのに、気づかないフリをしていたのか、気づくのが怖かったのか。 気づいてしまったら「自分を傷つけなくてもいいんだよ」って分かるのが怖かったのかな? あれ?なぜだ??自分を傷つけたいのかな?
> それが愛情です
あ〜そうなんですか。私はてっきり愛情とは 「私が求めているものを100%くれること」 だと思ってたんですよね。んなわきゃーない(笑 「10%でも20%でもいいから、自分の為に時間を使って相手をしてくれ、何かをしてくれること自体」が愛情なんですね。
> 死にたい人は悩むこと自体しないと思います
あ。そうか(笑)死ぬ為に悩んでいたような気がしていたのですが、私は生きたかったのか(笑) そうですよね。死ぬ人は「なんで私は〜」とかわざわざ自問自答しないですよね。
> やっぱり病院等はお勧めしません
そうかもしれません。精神的なものは医者にだってわからない事が多いですし。 外科のようにはっきり目に見えるものではないので、「幽霊が存在している理由を証明しろ」という命題に向かっているようなものだとも考えています。
けれど、今まで気のせいですませたくて、自分で押さえ込んでましたがとうとう先日 「お客さんとして入った美容院で、突然泣き出した」ことがありました。
せめて、医学的見地から「私は今どの辺りにいるのか」を知りたい気持ちはあります。 それで、自分で治せそうな部分は自分で解決しますが、 上記の菜摘さんの件のように、私はばかなので「自分の事が自分でまとめられない」ので「ブレイン」として医者を使うのかもしれません。
R26の歴史を踏まえた個人を理解するものの意見として、友人から分析してもらい
医学的見地から診断した「私」を理解するものとして、医者から意見を聞いてみたいと思います。
お二人とも、親身なレス、ありがとうございました!
もう、何か、凄く頭が良いじゃないか!!って思いました。 自分を馬鹿だとか言っておいて、本当は 色んなことが解っている。 どうしてこんなに頭が良い人が、自分が馬鹿だって思わないといけないんだろう?って思って。
【夏海】
> 夏海 さんへ > いつも素敵なお返事をありがとうございます。(^^)
いえいえ ^^ 年代が違うので、一方的かなぁって思いながら、書いています。 でも、友達のブログのコメントに書いたことがあるのですが、 その歳にならないとわからないこと、 主婦でないと判らないこと、 子育てしていないと判らないこと、 子育てを卒業して、やっと気が付くことがあり、 同じ年代や周りの人じゃない赤の他人の言葉を読んで、自分なりに考えて これは自分と同じ、これは全然見当はずれって オイシイところだけチョイスして、 そうして自分なりの結論に達した時、今のグルグルからちょこっと未来が見えるんだと思って。 R26さんは、頭が良いんですよ。 さすが 漫画家を目指していただけあって、言葉を理解することが上手。 そして、それを自分の中で自分なりの消化の仕方をして、きちんと自分のものにするのも上手。 > えーと。私は自分が正常だと思ったことは一度もなくて > 「私は異常だから、他人に拒否されるんだ」 > とずーっと思っていたので、そういわれたのは初めてです。 んとね、私も自分がおかしいから、人と合わないんだって考えていたけど、だから、R26さんと同じね ^^ でね、つい2年前に悟ったこと。 それは、『人種が違う人と一緒にいるから、私だけがおかしかったんだ』ってことです。 今、私の周りには、私と同じ世界の人しかいません。 それ以前には、日本語しゃべってるのに、どうして通じないの?って人ばかりの中にいました。 私が知っている英語でさえ通じない国で、一人で暮らしていたようなものだったのね。 それを、同じ日本語をしゃべるから、通じて当たり前って思ってたから、通じないのは自分のせいってなって、 私がおかしいって周りに合わせてしまったから、私が壊れた。 そりゃー 壊れもしますわな。ずーっと生活レベルで我慢したり演技したりしてたんだから。 > 恥知らずになるくらいなら、悩みすぎのネクラの方がマシだと私は思いますもん。 ほら!何て正常な精神を持っているの! R26さんは、文章を拝見して、頭も良いし、伝えたいことをきちんと文章にできる能力を持っているし、 自分がどう考えているか?思っているか?原因はどこらへんにあるのか?って、 色んなことを判っていて、 そして、これも私と同じ。 自分の力で何とかしようとしてる。 (それはね、人を信じてないから 苦笑) 自分の力で何とかしようと思って生きている人は、大丈夫だと思っているの。私は。 だって、体(心もだけど)の病気は、自力で治さないと、無理なんだもん。 お医者さんや お薬は、症状を和らげてくれる手助けはしてくれるけど、治すのは自分です。 (昨日ね、薬局で風邪薬を買おうとしたら、薬剤師さんに、風邪なんて、風邪薬飲んでも治らないよって言われたばかりです。 薬なんて、辛い症状を緩和してくれてる間に体力を回復させる為のものなんだから、 1時間余分に寝なさい。お薬なんていらない いらない だってさ 笑) > (編集部から「絵はかわいらしいのに、ネタがものすごくブラック」と言われてました。) 『にざかな』さんって、ご存知? 私の大好きな作家さんなんですけど、可愛い絵を描く漫画担当の人と、ネタを書く人『にざ』『かな』二人の合作の漫画ですけど、 これが、面白いの! ブラックなギャグなんだけど、絵が可愛らしい少女マンガしててね。 白泉社から出ていますから、(『BBジョーカー』です)一度読んでみて下さいね。(漫喫にあるかなぁ?) 『花とゆめ』って読んだこと、あります? もしかしたら、R26さん向けの内容のものがあるかも知れないです。 さて、ずっと伝えたかった 以下の言葉の詳しい説明です。 > 子供は 育てられたようにしか成長せず、 > 教えられたものしか知りません。 > 自分に与えられた愛情は、人に与えることができますが、 > 自分の中に足りない愛情を 外に分けることはできません。 私ね、子どもの頃親戚の家で生活していました。 「親が忙しいから、預けられている可哀想な子供」そう言われて育ちました。 それは、私のことが大好きで、だから手放したくなく、自分ちにいて欲しいと思っていた伯母が、 私に子守唄のように言い聞かせていた言葉です。 可哀想な子供。だから、ずっとここ(伯母の家)にいなさい。 私には一つ下に妹が、3つ下に弟がいて、2人とも親元で育っていました。 『忙しいから預けられた子供』の定義が、私だけにしか当てはまらない理由は、私は親に嫌われているからだと子供心に感じていました。 親に愛されない自分を 自分が大切に思えるはずはありません。 親にさえ愛されない 価値のない自分を 自分が愛せる訳がありません。 だから、生きている意味が見出せず、ずっと死にたいと思って生きてきました。 本当は、親は私を愛しており、本当は連れて行かれなくはないんだけれど、あんたが行くって言うから... その事実を知ったのは、つい最近のことです。 私の家に迎えに来る伯母がいつも言っていた台詞「継子いじめするな」を聞きながら、「私は継子いじめされてるんだ」と思って育ち、 ああ、だから一人だけ預けられてるんだって納得していました。 母は伯母に対して反論しましたが、傍で聞いていた私にフォローをしませんでした。 親は、愛していることを 子供のことを大切に思っていると言う事を、子供に伝える義務があります。 一人で勝手に思っていても、相手に届いていなければ、それは『ないこと』と同じです。 私は親に愛して貰えるように『良い子』『手のかからない子』であり続け、 だけれども、助けて貰えることを期待していませんでした。 なぜなら、愛されていない子供だと思っていたからです。 人は何か問題が発生すると、他者を攻撃するタイプと自分を攻撃するタイプといます。 親に愛されない私は価値がない人間。 だから、私は自分を攻撃するタイプでした。 すべて私が悪い。そう自分を責めていました。 転校先の学校でいじめに合った時、親に言いませんでした。 相談した先生も1ヶ月程経った時に、子供同士で解決しなさいと手を離しました。 大人は(先生でさえ)信用できないと悟ったのは、小学校4年生の時。 私の『子供時代』は、小学校4年生で終わりました。 私は声を出して泣く子供ではありませんでした。 声もなく、涙だけを流すだけ。 カウンセリングの先生に、その理由を教えて貰いました。 それは、大人を信用していなかったから なのだそうです。 声を出すと言うことは、気付いて欲しいから。 声を出して泣いても助けて貰えると信じていないなら、わざわざ声を出して泣く意味がないのだそうです。 何て可哀想な子供だったんだろうって思います。 頑張って生きた子供の頃の私を抱きしめてあげたいって思います。 悲しみが、辛さが、苦しみが 許容量超えてしまって 心を壊してしまう前に 脳は何も感じないように心を閉じてくれます。 私の脳が、私を護る為に、頑張ってくれたんですよね。 でも、人の脳みそは それ程器用ではなく、 負の感情だけを より好んで封じることができず、嬉しい、楽しい、幸福だ そういう陽の感情も封じてしまいました。 全ての目に映るものが、ガラス越しに見てるような、TVの中の出来事のような 現実感のない映像として映っていました。 これは、精神的疾患ではなく、私の心を壊してしまわない為に脳が頑張って護ってくれたことによって起こった現象です。 子供の頃に 何を学んだか? 人は信用できないことを学び、 心が傷つかない為に 感情を閉じることを学びました。 私は人生のほとんどの記憶がありません。 でも、なかったことにはなっていないので、突然思い出すことはあります。 現実感がない 自分や自分以外のものに愛情を注げない 何にも興味を持たない 何にも執着を持たない 子供の頃から 何を学んできたのか? それさえ解れば、ではどうしたら良いのか?が判ってきます。 心を動かすことは、怖い。 喜びを感じるとともに、辛さや悲しみも感じるようになるのだから。 でも、もうそろそろ 感情を開放してあげても良いのでは? 硬い殻をやぶって、この世界に生まれて来てください。 ここで私と出会って良かったって思って貰えたら嬉しいです。 R26さんが、この世に生を受けて26年経ち、 今年は精神的に生まれ変わるであろう年だろうと思います。 今までいっぱい考え、悩んだことが実になり、どんどんくっついて一つの形になるでしょう。 この掲示板に書き込んだ瞬間に、R26さんの時間が動き出したんだって気がします。 2度目のお誕生、おめでそう ^^ 息苦しい世界ではなく、自分が楽に息ができる R26さんが生きる世界を探してみて下さいね。 最後になりましたが、仕事が決まって、おめでとう ^^ お金がないと やりたいことができても できないですもんね。 ^^; 楽しいことがいっぱい見つかりますように ^^
【夏海】 追伸
友達が大好きだという童話(って呼べるのか?^^;)があります。 童話作家の名前は、エドワード・ゴーリー 今、調べてみたら、HPがありました。
http://www.ne.jp/asahi/wweg/gorey/primary-01.html
ここに紹介してある、 『The Hapless Child』を読ませて貰いました。 最後の最後まで救いようのない内容でした。 私の好みではないのですが、こういうものもアリなのか〜面白いなぁって思います。 友達いわく、「世の中って、こういうものよね」って思って、大好きなの!だって。 日本では子供に夢を売るイメージの童話が、こんなにブラックと言うかダークと言うか...で描かれていて、 それのファンもいて、 世の中 何でもアリなのねって、改めて思いました。 ので、ちょこっと こんなのもアリよってお知らせの書き込みでした ^^
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