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あこと別れるなんて考えてもなかった と彼は言っていた。 あたしがおとつい、 「別れる」 って言い出して 「今うまくいってない」 と言い出して、 初めて彼は もやもやしていた最近のあたしたちの関係を実感したんだろうと思う。 そして、 やっぱりそうか と思って、 いままで 別れるなんて考えたことのなかった そんな彼の脳裏に あたしは 別れる っていう選択肢を刻んだんだ。 つまりは、 あたしはいつも、 自分で自分の首を絞めてるのかもしれないけど でも それでも あたしは中途半端なきもちのまま いられないタイプなんだ。 別れるなんて、予想もしないほど幸せ というのもいいけれど 「一緒にいない」 そんな選択肢があるってこと 知った上で 「一緒にいる」 ってコトを選び続けていきたいと思う。 いつでも。 あこのそんな甘い考え方じゃあ結婚生活なんておくれないよー だれかに言われた事がある。 そうかもしれない。 というか、そうなんだろう。 早く結婚しそうなランキング とかに、 いつも入っちゃうようなキャラだったけど あたし、意外に結婚とか向かないかもね・・・。 昨日は琵琶湖花火へ行った。 きれいでしたああ。 やっぱあたしのBEST OF 花火!! そしてあたしたちの話は一段落してたから 彼はもちろん優しく あたしも笑ってた。 表情で、笑ってた。 花火は近くで見てることもあって 迫ってくるような迫力があった。 どーん・・・ ひゅるひゅるひゅる・・・ どーん・・・・ 音が胸にどおんって、響いた。 そのせいかもしれないけれど あたしは花火の豪華さが増せば増すほど 泣きそうだった。 横に座って手をつないでる彼とは 何キロも何キロも 距離があるような気がした。 あたしの性格上 気持ちの壁は けっこう分厚く高いんだろう ドリルとかじゃないと壊せないかも。 トイレによったPARCOのゲームセンターで撮った プリクラを眺めてみる。 二人で落書きするタイプのやつで がらにもなく彼に半分やってもらった。 「現実的+夢見がち=丁度いい★」 彼がプリクラに書いたコメント。 「俺は現実的過ぎるから、あこが俺に夢を注入してや」 花火の帰り 彼はそう言って あたしは 「まかせて★」 って笑ったけど 前みたいに ほんとうにあたしたちが、それで ちょうどいい のか、 あたしにはもうわからなかった。 |