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2004年06月19日(土) いい加減、気づけよ。

金曜日の夜。
寝ようとしたけど、あたしは眠れなかった。
眠れないあたしの様子を感じ、しーくんも隣で寝つけてないことを感じてた。

今週いそがしかったのに。
あんまり、寝てないはずなのに。

ごめんね・・・・。

いろんなことを考えて、涙が出た。

彼の手が伸びてきて、頭をなでた。
よけい、涙が出ちゃうよ。

泣きながら考えたんだ。
不安のわけ。

甘ったれのあたしの、不安なわけ。

ねえ。
なんであたしなの?



たとえば、それは前の彼氏と付き合っていたときにはなかった感情だった。

告白から始まって、
普通の順番で進んだ恋愛だったから。


あたし、
こうやってしーくんを怒らせちゃうくらい困ったダメな子だし、
しーくんの周りには、
もっとちゃんとした女の子がいっぱいいるじゃない。
そして、
彼は、あたしじゃない人とでも、
ちゃんと幸せを築いていけそうな、
そんなマルチな人にあたしからは見えた。



そう思うと、
「前の彼女」
が、頭に浮かぶ。
そのころの、彼女に冷たかった(らしい)しーくんが、
頭に浮かぶ。


前の彼女のようになりたくない。


たぶんこれがあたしの、本音だった。


だから、怖かった。
少しでも、怒った彼を見るのは。。。


そんなことを、あたしは彼に話した。
真っ暗な、ベッドの中で。



いい加減気づけよ・・

と、彼があたしを引き寄せて言った。

困った子だけど、大変で手がかかるけど、
おれはあこがいいの。
なんでわからないの?



うううううう。。。。
あたし。
泣きます。
泣かせてください。


だって、
ずっとやっぱり思ってたんだよ。

だって、
あたしたちは、あの3月8日がなかったら、
お互い絶対好きにならずにすごしてた二人だから。


なんだか、急に状況が変わりすぎて、
あたしの心は、1年以上たっても、まだその急激な変化を
消化しきれてなかったんだ。


しかも、いつも優しい彼に甘え続けてきたあたしは、

怒られること、が、すぐに過去の彼へつながってしまってた。



たとえば、あこにいらだつことがあって、
俺が怒ったとしても、

それは、あこを好きな気持ちと関係はないんだよ



そんなことも、あたしはわかんなくなってた。


あたしはダメなとこいっぱい持った人間だから、
あたしに彼が怒ることはこれからもあるかもしれない

でも、それがふつう。
甘いばっかりなわけないよね。

いっつも、たぶんものすごく甘やかされてるから
まひしてきてたんだ。



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8月に、彼の勤務地が決定する。

もし、仮に九州とかになって、もし、別れることになったら

俺も、こわいんだよ。
あこじゃない人と、今みたいに幸せに
付き合っていける自信はないよ。

あこが、
遠恋は無理になって、
前の彼氏のところへ戻る

・・・なんてことはないと思うけど、
そういうのだって考えてしまわないことはない。

俺だって、
不安はあるんだよ。



ああ、
そうだよね。

あたし、また
自分のことばっかりだ。

相手の立場に立とう、
って、何回も何回も、
思ったはずなのに。


もーう。

ごめんね、ほーんと手のかかる子で。

第一、泣きすぎです。。。
そして甘ったれで夢見がちすぎです。。。


もっと強くならねば〜〜〜〜〜。。。。


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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!