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あたしは、女の子であることは好き。
女らしく、とか男らしく、とか、
そういう概念をある程度、支持する人間でもある。
それはもちろん誰かが評価するものではなくって、
その人のカラーのついた、女らしさ男らしさを、あたしはいいなあと思う。
女友達ってやつ。
女友達っていいよ。
って言える友達を、あたしは何人か持ってる。
何年も続いてる友達だ。
昔は、その大好きな、大事な人たちが近くにいてくれた。
一緒に笑って、悲しいときは何も言わずに一緒にいてもらったりできる距離に。
でも、大人になっていくと。
今は離れているからこそ、違う環境にいるからこそ、そして昔たくさん同じ時間を共有したからこそ、
のいい関係があって、あたしはそれがすごく好きで大事にしているけど。
やっぱりね、淋しい。
いろんな理屈がつけれるかもしれないけど、
あたしただ、淋しいんだと思う。
本当に自分が信頼できる友達に出会うっていうのが、難しい事なんだ、っていうの初めて、わかった気がする。
今あたしは、近くにいる人たちに、少し心を開けないでいるみたい。
女の子
の、あたしが苦手としている面がたくさんで。
そういう態度。
そういう言葉。
目をつむりたい。
耳をふさぎたい。
そう思いながら、笑顔を作っている自分に悲しくなる。
あたしは夢みがちで甘っちょろいんだろう。
あたしは不器用だ。
駆け引きは苦手。
裏で立ち回るのも苦手。
でも、それが出来ないと、今の友達関係はちょっと、難しい。
だから、ちょっと、疲れてしまう。
あぁそうか。
あたしは今まで、恵まれた環境にいたのかな。
そうなのかもしれない。
甘ったれでヌルイ
そんな自分を嫌いではないけど、
ジレンマを感じる。
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