2007年11月02日(金) |
骨で投げる(投球フォーム) |
福岡KBCラジオ 【週刊◆和田毅】毎週木曜日 18:35〜 今日はワクワク!5回目の放送です。
今日の放送は、 今年のテーマ「野球人・和田毅」に沿って ファンからのメッセージ(質問)に答えるという形で まずは「相性」・・・投手と打者の相性について それから、「骨で投げるメカニズム」についてでした 番組へのメール(watti@kbc.co.jp)はここから→ 週刊☆和田毅
KBCラジオ番組サイト→ 週刊◆和田毅
今日の放送、お相手は村中ディレクター様です! それでは、今日の番組アップをどうぞ!
※本文中敬称略
■和田 え〜皆さん、こんばんは! もう11月に・・・はいったかな?
□村中 そうですね
■和田 もう、(11月に)はいってますねっ!
□村中 たぶん、そうだと思います・・っていうくらい
■和田 あはは!
□村中 バラします!え〜〜、また事前収録・・・
■和田 ええ・・・
□村中 っていうか、先週からの続きでですね、
■和田 はい!
□村中 あの、「相性」ということについて先週までちょっとお話していたんですけれども
■和田 はい!
□村中 やっぱり、ピッチャーとしてプロにはいって、相性っていうのは・・・ バッター対ピッチャーというのはお互いにあるもんだ、っていうのは感じられました?
■和田 ・・・まぁ、見ててはねぇ、あると思うんですけども シーズンは相性よくて
□村中 ええ!
■和田 プレーオフになったら全く打てない、とかね!
□村中 うむ・・・
■和田 で、逆にシーズンは全く打てなかったのに、プレーオフはバンバン打つっていう、こともありますからねぇ! ま、その、相性だけに片づけるのはねぇ、ま、どうかと思うんですけども ま、あのぉ・・自分がどれだけ今、優位な立場にいるか、とかね!
□村中 はい・・・
■和田 う〜〜ん・・・膠着状態「1−0」ね、「0−0」の状態だったら打てないのに、こちらに5点くらい取ったら気が楽になるから打てるとか・・・
□村中 そうですねぇ・・
■和田 ま、ほんと、心とかね、メンタル的な部分ていうのはね、 あのぉぉ、すごく相性っていうのは左右するんじゃないかなぁ、と思うんで たぶん相性が悪い人でもね、相性いい人の顔をね、だと思って投げたら
□村中 はい、はい・・
■和田 たぶん、抑えられるかも?しれません(笑)はい(苦笑)
□村中 まぁ、先週の(放送でも)和田投手、話してましたけども、ま、去年のことという風に気持ちを切り替えて来年臨んでいくために、ということで
■和田 はい・・・
□村中 言われてましたけども、もちろん、その・・・もう打たれないための秘策っていうのも、これからの秋に向けて しっかり考えて取り組んでいく、っていうのもあるわけでしょ?
■和田 いや、秘策はないですよ!
□村中 そ、そう(ですか)
■和田 秘策、っていうのはもう・・・うん、そういうことを思わないっていうか、去年は去年のことで・・・
□村中 ええ・・
■和田 ま、とりあえず自分自身はレベルアップっていうのはもちろん、してますけどね!
□村中 うむむ・・まぁ、でも、そのスタートに向けて!ということで秋の練習始まりましたけれども え〜〜、毎年伺ってたことではあるんですけども、やっぱり、まぁ今年のテーマというか・・この秋の時期っていうのは 和田投手にとってのこの秋、オフの過ごし方っていうのは?
■和田 今年は・・・どうしましょうかねぇ・・
□村中 えっ?どうしましょうか、って・・・そんな気になるような話なんですか?、そんな感じで?
■和田 う〜〜ん・・・うむむむ・・・ ま、休むのもありかな?と思いつつ
□村中 うむむ・・・
■和田 練習しなきゃいけないなぁ、と思いつつ
□村中 正直、やっぱり・・あのぉ、疲労っていうのもあるじゃないですか! (生身の)人間だから
■和田 はい!
□村中 やっぱり、ちゃんと(疲労を)取らないと、っていうのはね! 結果的にですけど、エース(斉藤)和己投手がね、斉藤和己投手っていうのは、やっぱり肩の筋疲労っていうのが、前の年からのやっぱり疲労が残っていた、
■和田 はい
□村中 ま、ありますしねぇ・・
■和田 ま、投げる・・・・ことは、たぶんしないですね!
□村中 う〜〜ん・・・・
■和田 あの、一ヶ月なり二ヶ月ぐらいは(肩を)休ませたいと思うんですけど
□村中 はぁい・・・
■和田 うむむ・・まぁ、走ったりねぇ、いうそういう部分ていうのがどこまでやっていのかわからないですし
□村中 ねぇぇ・・・
■和田 うむむ・・ま、ホントにそのへんはしっかり相談しながら・・・ (トレーニングを)続けていきたいと思いますけどね
□村中 ひとつはアレですよね! 2006年ぐらいから、あの、土橋トレーナーのほうと・・
■和田 はい!
□村中 いわゆる、もう・・・あのウエイトアップによる筋肉をつけていく、ってことではなくても
■和田 はぁい
□村中 一年間投げられる体作り、っていうことに取り組んできてるっていうのはあるんですよね?
■和田 そうですね・・・ だから、たぶんガンガンにねぇ、あの、ウエイトトレーニングしたりとか、そういうことは多分ないと思うんですけどね、全然ね・・ あのぉ、まだちょっと・・う〜〜ん、違う方向性なり、進めていきたい部分はあるので
□村中 うむむ
■和田 う〜〜ん、それは・・もう、ね! 来年、見せれればいいと思いますし ま、その時期はね、しっかりまた下地なり、え〜〜なんですかね・・土台というか、
□村中 はい!
■和田 ま、ぐらつかない土台を造るね、ま、準備段階かな?と思うんですけどね!
□村中 はい、はい、はい! あのぉ、今年にはいって自主トレの時期から、一貫して言われてましたけど「骨で投げる」っていうんですかね?
■和田 はい!
□村中 下半身は!筋肉じゃなくて! 一瞬「はっ?」と思ったんですけど
■和田 はい!
□村中 骨で投げる、っていうのは・・・ あれ、どういうことなんですか?
■和田 う〜〜〜ん・・・・骨です!(笑)
□村中 あはは
■和田 ははは
□村中 たぶんねぇ・・今、リスナーの方ねぇ
■和田 はい
□村中 タクシーの運転手さんとか、ドライバーの方・・大丈夫ですかねぇ「・・・」という感じで(笑)
■和田 ねぇ・・・何ですかねぇ、途中でブレーキ践んでなきゃいいですけどねぇ、うむむ・・
□村中 それくらい、僕らのほうが「・・・」という感じがする「骨で投げる」とは?
■和田 だから、ねぇ・・ まぁ、タクシーの運転手さんにたとえたらあれですけど、アクセル踏むときに筋肉でグーッと踏んだら疲れるじゃないですか
□村中 はい、はい、はい
■和田 で、必ずかかとをあれ、添えるじゃないですか、筋肉だけでやったら疲れるじゃないですか! かかとを添えて、ポンポンポンという感じで
□村中 はい!
■和田 それと一緒ですよ!骨を使うってことですよ・・・ 骨を一点乗せるだけで・・・ 骨を使わずに、浮かせてこう・・やっていたら足がつっちゃう、筋肉疲れるじゃないですか、
□村中 なるほど・・
■和田 それと一緒です
□村中 はぁぁ・・・ようするに、じゃそのぉ・・・筋肉そのものの疲労っていう形でいろんなことに骨自体を使って
■和田 ま、だから別に、ね、運転するときはべつに、ね!「こうやれ」って教わったわけじゃないですし、 自分で楽な(運転の)仕方ないかなぁ?・・って探してやったのがたまたまこういうふうな、自分のポジションなり、かかとでポンポンポンていう
□村中 はい
■和田 感じになったと思うんで・・ま、まだね、運転されてない方はわからないと思うんですけど、まだ・・う〜〜ん ま、そのへんがね、多分・・・ ただ「骨で投げる」っていうのがね、やっぱりわかりにくかったと思うんですけど いずれ、本来投げていて、疲れにくい投げ方っていうんですか、人本来の投げ方・・って言ったほうが あのぉぉ・・・負担のかからない投げ方って言ったほうがわかりやすいのかな??
□村中 なるほどですね! ま、「骨のある話」っていう部分は、また来週に・・・
■和田 はい!
□村中 え!で、これ、今・・ドライブ、ドライバーの方真似されるとちょっと危ないと思いますんで!
■和田 はぁい!そうですね!きちんとね、アクセルとブレーキ践まないとねぇ
□村中 今まで通り、きちんと筋肉(も)使っていただいて、
■和田 ま、普通通りに、あのぉ・・いつもの運転しやすいように8笑)
□村中 そうですね!あくまでも駐車しているときにそれぞれ練習していただいて
■和田 でも、みんな)(かかとを使うこと)やってると思うんですけどね!
□村中 そうですか!
■和田 はい!あの・・やんないですか?村中さん、ほんとうに・・・
□村中
やってる、っていう感覚はなんとなくわかるんですけどぉ・・
■和田 はい!かかと・・下に置いて、ブレーキとアクセル変えないですか?
□村中 ・・そうですねぇ・・・ まだ、目が「・・・・」として
■和田 あははは! そうですかね
□村中 じゃ!そんな!ドライバーの皆さんのメッセージ、いただきたいと思いますんで!あの・・・(骨でアクセルを)体験した結果っていうのもあっていいと思いますんで、今回は!
■和田 そうですね!ま、体験というかね、 あの〜〜なんか実験でもいいと思うんですけどね(笑) メールは watti@kbc.co.jp まで! よろしくお願いします! 番組へのメール(watti@kbc.co.jp)はここから→ 週刊☆和田毅
今日の放送は以上です!
↑今日の週刊和田毅の番組で和田さんが話された「骨で投げるメカニズム」は 今年の6月にテレビのスポーツ番組で放映されました
このときのテレビ放送で和田さんが語った「骨で投げる投球フォーム」について 後日、ノムさん(野村監督)が 【きのうのテレビのスポーツ番組で 和田(ソフトバンクホークス和田毅投手)が出ていた。イメージを言葉にするのは難しいが、彼は『筋肉でなく骨で投げる』と話していた。 野球を50年やってきて、初めて聞いた。 力まないということなんだろうが、面白い発想だ】 と語っておられますよ(^^)
今日の放送で 「骨を投げるメカニズム」を和田さんが村中さんに語るとき、 理論派らしい和田さんの問いかけに 村中さんがタジタジというところが面白かったですよ。
「やんないですか?村中さん」という問いかけのトーンが フツーぽくて ラジオ聴きながら、(私は)にこにこちゃんになりました。
人間て誰しも 観念ではなく、実体験とか理論に基づいたうえで体得したものってありますよね。それは、言葉に表現することが難しいこともあったりします。 が、 それが自分のなかでしっかりと活かされていれば、うまく人には伝えられなくてもさほど気にならないものです。 今日は和田さんのそういう「素」の部分を見れたような気がしました。 村中ディレクターの「ほのぼの」ムードもいいですね。
では、また来週をお楽しみに〜〜!
でも来週は、和田さんはアメリカですね・・・・ どうかご無事で治療されますように!
wrote all kasumipraise one anotger
|