d a y s*
photo & text by tomoko
* 2003年04月19日(土) |
Web日記のこと・こんちゃんのこと |
友達とドライブがてら実家まで行ってきました。実家地方は昨日、29.1度という真夏日(笑)だったそうで。それまでつぼみだった桜も大慌てで満開になったようです。もともと一気に暖かくなる春の期間が短い土地です。桜も普通だったら種類によって咲く順序があるのに、山桜も染井吉野も彼岸桜も八重桜も一斉に咲いてました。ちょっと得した気分。今年は本当に桜を眺める機会が多い私。いつもいつも、春は余裕がなくてまともに見ることも出来なかったな。数年分をゆっくり見ることが出来たんだな、と思うことにした。
私はこの日記を誰かのために書いてるわけじゃありません。強いて言えば、私のために書いてるんだろうなあ。だって、頭に置くようにしてるのが「私の感情を書き留める」てことだし。私の記憶メモってことなのかな。日記を書くという行為がストレス緩和になるんだって教えてもらってから、その日の喜怒哀楽を書き留めるように心掛けてきました。ネットだから友人にはもちろん、知らない人の目にも触れる。だから最低限、書いちゃダメなことは書かないように。それだけは気をつけるようにして。でも、「これは書いちゃダメ」っていう制限が私基準だから、正しいかどうかは解らないけどね。
楽しいことがあったのなら「楽しかった」だけでもいいんだし、
何が楽しかったのかまで書きたいなって思えば書けばいいんだし。
気楽に。日記が負担にならないように。
人によって「Web日記」の在り方は色々なんだろうな。私は、私の素直な感情を残すものにしたい。最近そんなことをよく思います。いろんなひとの書く日記を読んでいて、いろんなことを思います。このひとに比べたら自分の日記って拙いなぁって文章自体のことを思ったり、(表現力とか文の構成といったことね)このひと、きっと「何か」を持ってるんだろうな、とか、このひとはなんでこんなに傲慢なこと言えるんだろう?とか、日記を書いているひとの背景を思ったり。たくさんのひとの気持ちの動くところ、みたいなところ。そういうのが垣間見えて、Web日記というのは不思議な感じがします。
ガンバ大阪に在籍していた今藤幸治くんが亡くなった、と、スーパーサッカー(TBS)で知った。
同じ年の選手ってなんか応援したくなるもので、そんな理由もあって好きな選手だった。闘志剥き出しってことは絶対ないんだけどチャンスの場所を知っていてすっとそこを導く。静かなチャンスメーカー。そんな印象。当時ガンバにはやんちゃなチャンスメーカーがいたから余計静かに見えたのかなぁ。(苦笑)ファルカン監督時代、日本代表に選出されたっけ。嬉しくって友達とおおはしゃぎしたなあ。
ふと気づいたらどこにもその名前が見当たらなくなっていた。こんちゃんがサッカーが出来なくなったという話を聞いたのは去年のこと。難しい病気なんだっていうことだけは聞いたけど…。
サッカー、またやりたかっただろうな。元気になりたかっただろうな。まだ30才なのにって思ったら、泣けてしかたなかった。彼が駆けた、緑じゃないフィールドでの戦いはどんなものだったんだろう。心置きなく戦えたんだったらいいな。走り抜けられたんだったら、って思った。
ご冥福を祈ります。
(UM様) 今藤幸治さんの日記を見て書き込みさせて頂きました。ガンバの本拠地に住んでいるのでガンバの試合をよく見ました。ガンバというより今藤さんのプレーを見ていたのです。今藤さんが亡くなって今もすごくさびしい気持ちです。もう一度今藤さんのプレーが見られたらなあ〜といつも思っています。
(レス) コメントありがとうございます。
今藤選手の訃報に、どうしようもなくやり切れなくなって書いた日記でした。誰に伝えたいわけでもなく書いたのですが、同じように寂しく思っている人がいることになんだかホッとしました。ほっとするなんておかしいかもしれないですけど(苦笑)
サッカーが続けられなくなった彼も寂しかったと思うのです。だからこそ忘れないでいたいですね。