d a y s*
photo & text by tomoko

* 2003年02月16日(日)
 「たまには音楽聴けよ」


そう言われてふと思う。あたしが聴いてるのは音楽じゃないのか。「音」なのか。

昨日、というか今日、友達とカラオケをしてきた。なぜか中島美嘉で始まったあたしでしたが。あの子って声は出るけど歌……どうなのかしら。ね。なんて同意を求めてみたりして。でも「WILL」はいい曲だと思ったから歌ってみた。撃沈したけどな!!(笑)久し振りにCoccoの「遺書。」も歌ってみたり。その後はいつもどおりのさ行バンド大会でした。楽しかった。笑い過ぎてソファーに倒れることしばしば。だって友達の安藤バリのシャウトが壮絶なんやもん。あたしの王子なんて可愛いもんだったわ。(しかも歌ちゃうし)

サイレンを歌ってたら、新居浜のライブのことをちょっと思い出した。あんちゃんちの隣りにはブロックの工場があって、やっぱサイレンが鳴ってたそうだ。そんな音を聴きながら恋をしてたって話してたなぁ。新居浜は海岸沿いに住友の工場がいっぱいあったから、聴こえたサイレンも色々やったんやろね。

サイレンの音っていうとあたしは夕方のイメージやなぁ。うちの地元は工場ってものがほとんどなかったけど、部活帰りに足引きずりながら病院通ってたの思い出す。通院してた整形外科の近所に木工所があって、そこの音。あ、思い出したら足が痛かったのまで思い出した。どうやらあたしにとってサイレンは痛い音らしい。

遠くに離れちゃうと、ひとりひとりで「いない生活」が成り立っちゃうものなのかな。お互い心まで離れないようにって思ってても、そばにいないのが事実でさ。ずっと、また一緒にいられる時が来るまで「離れませんように」って、二人ともが思っていられたら大丈夫なんだろうけどね。

思い続けることができるのってなんやの?



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