酒場と野球と男と女
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2007年10月24日(水) 誰が言ったか知らないが、確かに聴こえたワタシには、の巻。

ウチのカミさん「空耳アワー度」は、

各界から定評いただいておりますが。

今日も朝から、素っ頓狂な声で、


「やっぱりねぇ、何かおかしいなぁ、と思ってたんだよね」


と、自慢げ得心の面持ちのカミさん。


「何?」


と問うオイラ。

この時点で、既にネタになる予感あり。長い付き合いです。


「やっぱり。そうだよ。そうだったんだ」


「だから、何?」


読んでいた新聞から目を離し、さらに問うオイラ。


「それよ、それ、そこ」


と、新聞を指差すカミさん。


「ん?」


もう一度新聞に視線を移す。

社会面トップ。

例の防衛省守屋某元事務次官の収賄疑惑が大きく報じられている。


「これ?」


「そう、それよ、変だと思ったのよ」


カミさんが、こんな政治事件に興味を持ち、変だと思うとは、

こりゃそれこそ「変だ!」と思うと同時に、

(いや、これは絶対何かある!)と改めて確信。


ラジオ聴いててね、へぇ〜と思ってたんだけどさ


ラジオ?

そう、彼女の様々なニュース源は、ラジオに負うことが多い。

家事の間は、ナック5とかFMヨコハマを流しっぱにしてる。

テレビは、天気予報ぐらいしか観ないし、新聞もあまり開かない。

彼女は「多忙!」を理由にしているが、

まぁ確かにそうかもと理解しているのだが。

で、ラジオが何か?


「ラジオでね、その事件何度か言ってるでしょ、それでね」


「ん?」


「何でハチミツとか関係するのかなぁ、とずっと思ってたのよ」


「はぁ?……ハチミツ?」


「ハチミツよ、やっぱり食堂とかあって、自衛隊の隊員さんとか

 いっぱいいるから、そういうので悪いことしたのかなぁ、

 でも、ハチミツとか、そうロイヤルゼリーだっけ?」


(いや、聞かれても…)


「そういうの元気でるし身体にいいものだから、自衛隊には

 いいんじゃないかなぁ、悪いことかなぁ。

 やっぱりいっぱい買ってやるから

 分かっておろうの三河屋ぁ、みたいな感じで」


(いや、そんな時代劇の声色しても、それに三河屋じゃご用聞きだよぉ


「それで、今、新聞見たら、何だ違うじゃん!

 やっぱりねぇ、と思った訳よ」


「いや、何がやっぱりなのか……」


「だからぁ、ラジオで、山田養蜂が事件起こしたみたいな事をね」


「山田養蜂?」


「そう!なぁんだ洋行じゃん、って今思ったの、それ見てね」


「はぁ〜〜?つうか、普通、防衛省と結びつけるか、山田養蜂を」


「だからぁ、変だなぁと、思ったんじゃん!

 あっ!これブログに書かないでね!」


ちょいと、ぷんぷんしながら、キッチンに戻るカミさん。

これが書かずにおられるか!ちゅうねん!



守屋某もこんな、カミさん持ってたらゴルフなんかいかずとも

楽しかったのに、と思った朝でした。

さ、仕事行こ。


















熱血野球オヤジ |MAIL

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