酒場と野球と男と女
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2007年07月02日(月) |
感慨深く、気持ち新たに高校野球の巻。 |
昨日も高校野球グランドへ。
来週は、私立k高校グランド遠征試合のため、
本拠グランドで、試合をするのは、この日で最後。
2年前の3月末、カラダのちっこいのが、真っ白な練習ユニを余らせて着、
それでも、人1倍目立とうと、デカい声を出し、
スタンドにいた3年の父兄の方が、
「あの中学2年位のコ、小さいけど元気あるねぇ」
と、揶揄ともお褒めともとれる感じで、話していたのを何気に聞き、
(うちのガキは、元気だけではないですよ)
と、話し掛けたいのを、グッと堪え、それでも、
「今年の1年のスポ選のコって、どのコ?えっ、あの中2のコ?
ホントに?」
と残念めいた冗談話になったときは、さすがに、堪えられず、
(野球はカラダがでかけりゃええつうもんじゃないんじゃ、ぼけっ!
カラダでするんやったら、プロレスラーか相撲取り、連れてこいや
ドアホ!)
と腹の中で叫び、じっと黙ってグランドを眺めておったのを、
ついこの間のように、想い出されます。
もう最後だからいいですよなぁ。
そう、ウチのガキンチョは、いわゆるスポーツ推薦という枠で、
高校へ入学しました。
昨今問題になっている、「野球特待生」というものではなく、
学業が一定の基準に達していて、全国レベルの競技大会に出場した経験が
ある選手を対象に行われる、推薦入試のひとつです。
もちろん金銭的な援助などなく、特別なクラスに入るものでもありません。
ただ入試(筆記)が免除されたということと、合格日が、かなり早かった
というだけです。
野球部では、ガキンチョ含め同学年3名がスポ選。
kクン、sクン、ガキンチョ。
どういうわけか、皆内野手。
それも中学時代、ショートがメインも3人共通。
当時その選手のご父兄達と話しながら、
何なんだろうねぇ、と苦笑してました。
それでも、互いに同ポジションであることに、不安や、警戒の
気持ちを持ち、複雑な心情であった事は、否めないでしょうなぁ。
最後の夏を迎え、その3名とも、昨年に続き見事ベンチ入りを果たし、
今年の夏は、3人がそれぞれのポジションで、グランドに立つことが
濃厚であります。
チームの先頭に立ち、牽引することを最も期待され、
ある意味、義務付けられていた3名が、
大きなケガも無く、揃って、ベンチに入り、
勝利を決定する大切な位置を担う。
推薦入部ならではの、過度なプレッシャーもあっただろうし、
他の選手(特に先輩)との摩擦もないとはいえなかったであろう。
よくぞ、頑張ったと、素直に3名を称えたいですなぁ。
おっと、まだ早いか。
まぁとにかく、最後まで、突っぱしてくれい。
もちろん、3名だけではない、ベンチ入り20名、マネ2名。
スタンド応援68名。
選手79名、マネ11名が、ひとつになり、
長〜〜〜〜〜〜い夏として欲しいもんです。
開会式まで、あと11日。
初戦まで、あと20日。
同じ高校球児をもつ、高校の先輩Tサン(2007/6/16付参照)が、
ご自身のブログに書かれていた言葉を、無断で引用させて頂きます。
申し訳ないです、T先輩、ありがたく頂きます。
「大難は小難に、小難は無難に」
この期間、心より願ってます。
皆様、ちょいと早いですが、まずは、宜しくお願いいたします。
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