酒場と野球と男と女
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2006年03月05日(日) |
駒大苫小牧高校、何かとやってくれますわい、のオヤジマジ見解!の巻 |
え〜、まぁそんな訳で、世の中勝手にクルクル回っておりますわ。
3日ほど前に発覚した、「駒大苫小牧高校のセンバツ絶望!」。
3年生野球部員が卒業式夜に市内の居酒屋で飲酒喫煙。
10人中(他4人バスケ部員)、5人が夏の甲子園ベンチ入りメンバーだって。
しん、ぎ、たい、って、三国志みたいな訓に則り、
学校側が自発的に辞退なんですわ。
駒苫の場合、夏優勝した後に発覚した部長暴力事件と重なって、
ありゃりゃ、またですか的部分も含め、ダメだこりゃ、になったんでしょ。
公式戦奪三振数で、松坂を超えた超高校級投手田中将大、巨漢メガネの本間主将を
擁し、公式戦連勝中、センバツ優勝候補、夏春連覇濃厚、と、形容詞満載の超注目
高だっただけになんなんだよう!という声も相当だ。
出場する1、2年生には、罪無いじゃん、連帯責任ってどうなんだよう!
まして、卒業式終わった部員のことまで、面倒みきれんぜ、処分は監督、首脳陣
でいいじゃん、現役部員可哀相〜、という声もありますわい。
さあ、どうでしょう?オヤジのオモい。
1.まず、飲酒喫煙場所が、公然たる居酒屋。
友達の家でもなく、自分んちでもなく、誰がいるのかどんな人が隣席なのか
想像もできない無防備なところを、選ぶその無神経さ。
2.総勢14名(内、野球部員10名)の高校生が、揃って騒げば(というか高校生が
14名いて、お通夜のように静かに呑んでるつうのも、ある意味恐怖)、誰でも
注目されるだろう、という事さえ何故気付かん、という注意力のなさ高慢さ。
3.1、2、の行為を実行発覚すれば、後輩部員にどんな影響を及ぼすか、と
いう事さえ分らない、無配慮かつ想像力の欠如。
本人たちだけに拘って、保護者指導者の責任を追及しなくても、
これだけの過ちがある。
で、トータルでいうならば、これらのことは、ひとつに集約できる。すなわち、
「世の中ぁ、舐めとるよ」
んで、この空気つうのは、当代(この場合卒業3年生)だけでなく、
必ず、次の世代にも引き継がれていってるだろう、ということ。
また、恐らく、今回の当代だけではなく、前の世代その前の世代でも、
同じような(呑み)行事があり、それはそれで容認されてきたんでないか、
ということを容易に想像できるのである。
普通さぁ、今まで、1回も呑んでないやつらが、いきなり、居酒屋行くかぁ?
1本もタバコ吸ってないやつがらが、バカバカバカやって、他の客から注意される
まで、吸ってられるかぁ。
「常習だろう?」って、思うわなぁ、大体。
まぁ、それが、現役の大会中からかどうなのかワカランが、
そういうのは、同じ部内、寮内なら当然、後輩たちも気付かない方が不自然。
24時間団体生活、同じメシ喰って洗濯してグラブスパイク磨いて夜間練習して、
そんな生活を2年半以上続けるから、団結も規律も自然発生するんであろう。
あら、何か、論点が少しずれてきたかも。
まぁ、云えば、こういうこと。
「卒業式当日だけじゃないぺえ、呑んだり吸ったりは、ええ、いつからだぁ?
ん?まぁいいや、それは…。んで、1、2年には、いないんかぁ、やっとるのは?
はぁ、どうだっぺ?ん?まぁそれもいいや……。それより何より、何で見つから
んようにやらんかぁ?このあほたれ!」
ちゅうことでしょうよ。
同じ高校球児を持つオヤジとしては、ナントモやりきれないもんですが、
先輩がやったことだから、オレラ関係ない、っと強弁する野球選手には、
あんまなって欲しくないと思うのは、古い人間なんでしょうかねぇ。
でも、警察に通報する前に、あるいはもっと前にでも、誰か大人が注意するとか、
おいお前らヤバいぜ早く帰んなよ、とか云わなかったんでしょうかねぇ
(云って効かなかったら殴り飛ばしてでも、っておいおい事件増えるぜ)。
まぁそんなぁ世の中ぁ、真っ暗闇でござんすよぉ……。
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