酒場と野球と男と女
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2006年03月01日(水) |
牛、タン、牛、タン、牛、タンタン、の発祥地は中国四川省だしょ、の巻 |
いやぁ、参った。パソコン不調、書き込み不能。
書こうにも無理でした、アラ〜。
つうか、エンピツ的にも、んんん、ドウでしょぉ〜の日でしたなぁ。
昨日の制作の段取りを2時間くらいで終え、夕暮、地元のフリー雀荘へ。
その前に、軽くメシしとこ、とラーメン屋。
ビールと半熟タマゴ2個のせ坦々麺で、ほっと一息。
ここの店、珍しくキリンのハートランド瓶ビールを出す。
キレコク、イマイチだが、早い時間とかメシメインには、都合よい。
そのせいか、ビール早く空けすぎ、坦々若干残る。
「ビールもう一本!」
と云おうとしたが、そうそう、ここ券販機なんだよなぁ、どうする?呑む?
いいや、行け!と奮い、券販機方向へふらふらっと立ち上がろうした矢先。
「ご注文ですか?」
おかわり水の給仕をしてた横浜多村選手似の店員さんから声掛かる。
不意をつかれたようで、ちょっと驚き、何を焦ったか、
「あっあっ、おかわり下さい」
「はいっ?おかわり?ああ、おかわりですか」
「あっ、はい」
「ビールも?ですね」
「あっ、ビールも。(ん?ビールも?も?)」
ふとイブカシゲに思うオイラ、時遅し。
「カウンター4バンさん、瓶ビールと坦々追加で〜す、お代アト〜〜〜!」
高らかな多村クンの声が厨房に届き、ほ〜〜〜〜い!と返事。
えっ?坦々追加って、もう一杯、来るの?えっ、えっ?
おかわりって、違うって、ビールだけ、ビールだけでいいんです!(by川平慈英)
って、早くいわなきゃぁよう、まだ、間に合うよ取り消し、そんな食べれませんよ
今でも少し残してるじゃん、ねぇ、多村クン、ドンブリ見ろよ、
普通ラーメンおかわりって、おかしいでしょ、ねぇ、そんなデブに見えるか?
何?坦々2杯食べるとタダとかやってんの?
なら、チャレンジしてもいいけどさぁ、ああ、で、お代アト、つうこと?
そうなん?多村クン、キャンペーン?貼り紙ないよ?
「はい、お先に、ビールです!」
「あ、スンマセン」
多村クンが、グリーンの瓶をオイラの前へ置いた。
今だ!言おう!今だ!
多村クンと眼を合わせた矢先、
「メンの方、もうお作りしていいすか?」
「あっ、お願いします」
って、違うだろぉおおおおお!!!!
断るか、キャンペーンか、どっちかだろ!
「メンはいりま〜〜〜〜す」「ほ〜〜〜〜〜〜い」
ありゃメンが入った、ダメだ、キャンセル無理、キャンペーンに賭けるしかない。
コップにビールを注ぎ、新しいひとくち目、冷たっ旨っ!
思わず箸が、ドンブリの底に沈むキャベツのキレッぱに。
ああ何してんだよぉ、これから新しいのがくるつうのに、こんな名残惜さそうに、
ドンブリつついてたら、こいつホント坦々好きじゃんって、なるでしょうが。
左のボックス席の大学生っぽい男女が、チラリと見た、ような気がした。
ああそうだよ坦々だよ好きだよ悪いかよう、坦々坦々ビールビールだわい、
いや実際は、坦々ビール坦々ビールだな。って、どっちでもええやん。
牛、タン、牛、タン、牛、タンタン!ならどれ程楽か、あ、ビールも入れてくれ!
「ビール、おかわりっすか?」
すっかり仲良し口調の多村クン、オイラの頭ン中覗けんの?
「あっ、お願いします」
って、言っちゃたよ、勢いで。
ひとりで、大瓶3本目。もういいや、ああ、もういい、呑も。呑めばいいんだな。
覚悟を決めたオイラの前に、
「お待たせしました、ビールと坦々麺です、ご注文は以上でしょうか?」
って、これ以上何を食べろっていうんじゃい!
なんて突っ込む気もありゃしない、こんな腹して。
半熟タマゴを頬張りながら、うなずくだけのオイラに、ようやく満足したように、
多村クンは、厨房に消えた。
ビール3本と坦々麺2杯分の勘定をしたオイラが、
最初の券販機購入分も余計に払ったことに気付いたのは、
雀荘のトイレを独占しているときでしたとさ。
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