酒場と野球と男と女
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2006年02月21日(火) |
NHKとの果てしなきバトルの火蓋は今開いたのか、閉じたのかの巻 |
「ハガキ、来てるよぉ」 で起こされたワシは、はぁん?だから何?だったのだが、
すぐ、おおおおおっハガキハガキ、ハガキだよん!と、眠気もぶっとんだ。
そう、[NHKのど自慢]の出場申し込みの結果を通知するハガキなのだ。
順調にいけば、自分人生イベントベスト5には入るであろう、大事。
結果。下記文面。
「このたびは、[NHKのど自慢]出場のお申し込みをいただき、 ありがとうございました。1月25日到着分をもちまして締め切らせて
いただきましたところ、予選定員を上回るお申し込みがあり、
やむをえず抽選を行いました。その結果、まことに恐縮ですが
あなた様のお申し込みはその選にもれ、ご要望にこたえることが
できませんでしたのであしからずご了承ください。(後略)」
一生懸命考えた。何が、NHKの方のお気に召さなかったのか。
選曲か?(結局、「高校野球のテーマ曲」にしたことがあざとさにとられたか)
一言メッセージか?(全国のオヤジさんたち野球少年の応援歌となれば、なんて
不遜な偉そげな態度が、高貴なNHK職員さまの逆鱗に触れたか)
職業か?(会社経営、なんて正直に書いたモンで、プライドの高いNHK職員さまは
はん?何が会社経営だよん、ふざけんな、こんな奴っぁ、いらねぇ、ボツボツ!
なんて態度をおとりになったのでないか)
30分ぐらい、一生懸命考えた。
ピンクのマーカーでふちどったのが、かえってよくなかったのか?
「出場のさいには野球のユニフォームで唄いたいです」と、
衣装のイラストも添えたのがあまりにプロすぎて、
NHKの美術さんの反感を買ってしまったのか?
何が悪かったのだ、オイラのどこに落ち度があったのか?
市民税は遅れながらも払っている、社会保険も1年ぐらい滞納してるけど、
払う意思はあると、この間徴収課の若造に明言したはずだ。
近所の人に会えば、挨拶も欠かさない。
ここ最近は、ちゃんとゴミも分別しているし、有料ゴミ袋を買って市政に
従順しているし。
何だ、何だ、やっぱりあれか?あれだな、あれなんだな!!
[受信料払ってない!!]
これだ、やっぱ。
集金人が来たときも、私フジテレビに勤務してますから、とか、
視力が弱いから、とか、エビジョインル(当時のNHK会長)体制に断固反対、とか
知った風なことを言ったりしたもんだ。
これだ、漏れの原因はこれだ。
NHKの復讐だ。この機会をふして、待っていたに違いない。
ーーーけんもほろろに、集金人を追い返したお前!
お前の住む地に「のど自慢」という餌をぶらさげようそ。
フン!無類の目立ちたり屋で唄好きなお前は、この機会を
逃そうはずもなかろう。案の定だ、まんまとはまってくれたわ。
ピンクの縁取りが、探す手間さえ省いたわ、ドアホめが。
落としてやる、地獄の底へ落としてやる。出場を楽しみにしてる
お前の能天気なツラが目に浮かぶわい。ボク、のど自慢に出るんですよ、
と先走って周囲に話し、鼻を膨らませてるアホ面が笑わせるわい。
落としてやるわぁ、選から、しっかり落としてやる、
嘆くがよい、悲しむがよい、周りからウソツキ呼ばわりされるがよい。
集金人の辛さ、苦しみ、を思い知れぇい〜〜!ハッハッハッハッーーー!
という声が、渋谷神南町の地下30mあたりから聞こえてきのだ。
まぁいいけどね。
実は、中2の末娘から、
「のど自慢なんか出たら、グレるから、ヤンキーになるかんね!!
恥ずくて学校行かれんわ!絶対イヤだかんね!!」 と
一週間まえに宣言されたときから、熱は冷めてたんですわい。
まぁ、よかったちゅうことになりますな、結果。
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